人はなぜ犬や猫と一緒に暮らすのか?

おはようございます。

《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。

 

5月7日のブログ「犬猫で疲れも吹っ飛ぶ」で

今の日本はお子さんよりも犬猫の数が多いことを上げ

少子高齢化が動物飼育にも反映されている

・・・と書きましたが、その続きです。

 

日本ペットフード協会が毎年実施している

飼育実態調査(平成28年度

インターネットで 52,184世帯から回答)で

ペット飼育の効用について

16歳未満・高齢者・夫婦・自分自身に分けて

アンケート(複数回答)を行なっています。

実際のデータは犬と猫に分けて集計しているのですが

犬猫合わせたトータルの数字を紹介します。

 

???? 16歳未満の子どもは ????

1.心豊かに育っている 71.1%

2.生命の大切さをより理解するようになった 66.0%

3.家族とのコミュニケーションが豊かになった 60.7%

4.他者へ思いやるようになった 50.0%

  寂しがることが少なくなった 50.0%

6.責任感があるようになった 37.1%

7.落ち着きがあるようになった 36.2%

8.規則正しい生活をするようになった 32.4%

  集団や社会のルールを守れるようになった 32.4%

10.ひとつもない 13.5%

 

まず犬猫がお子さんに与える効用です。

情操教育のためにペットを飼う

というご家庭が増えていますが

このデータを見ると納得できますね。

 

???? 65歳以上の高齢者は ????
1.情緒が安定するようになった 47.7%

2.寂しがることが少なくなった 47.5%

3.ストレスを抱えないようになった 41.2%

4.規則正しい生活をするようになった 38.3%

5.運動量が増えた 34.5%

6.健康的になった 31.4%

7.ひとつもない 30.2%

8.社交的になった 24.7%

9.血圧が安定するようになった 19.7%

 

 

高齢者がペットを飼いたがるのは

寂しいからだけではなく

ストレスや運動不足解消という効用もあるのですね。

お年寄りがもっと気軽に

ペットを飼えるようにしたいものです・

 

???? 夫婦関係では ????

1.夫婦の会話が多くなった 58.6%

2.夫婦の関係がなごやかになった 45.3%

3.夫婦で過ごす時間が多くなった 36.6%

4.ストレスを抱えなくなった 35.6%

5.夫婦喧嘩が少なくなった 33.4%

6.夫婦共に近隣とのコミュニケーションが増えた 31.9%

7.夫婦共に運動量が増えた 29.1%

8.夫婦共に健康的になった 27.6%

9.ひとつもない 25.9%

 

ペットが夫婦関係にどんな効用があるかを尋ねた

興味深いデータです。

夫婦の仲をペットが取り持っている様子が

眼に浮かぶようですね。

 

???? 自分自身は ????
1.生活に潤いや安らぎを実感できるようになった 54.2%

2.孤独感を感じなくなった 53.3%

3.ハリのある生活が送れるようになった 41.9%

4.ストレスを抱えなくなった 39.7%

5.健康的になった 35.2%

6.人とのコミュニケーションが増えた 34.4%

7.プラス思考になった 30.7%

8.運動不足を感じなくなった 24.6%

9.自分に自信が持てるようになった 20.6%

10.ひとつもない 26.5%

 

最後に飼い主自身に尋ねています。

潤い、安らぎ、健康、プラス思考など

いいことづくめのようですが

ペットを飼ったことのない人がこの数字を見たら

何と言うか聞いてみたいですね。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~

 

犬や猫ってこんなに役に立っているのですね。

お子さんからお年寄りまで幅広い効用があり

「あいかつ」をしている私たちも驚きました。

単に「癒される」というだけでなく

社会的な不足や穴をペットが埋めている

という見方も出来ますよね。

時にはこのように

効用を分析して見るのもいいですね。

「たかがペット」と見るか、効用に注目するか

とても大切なことのように思います。

 

 

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