名前を付けられていない犬たち

おはようございます。

《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。

 
朝は できるだけ
里親様からの明るいお便りをお伝えして
皆さまが笑顔で一日のスタートを切れるように
と心がけているのですが
きょうはちょっぴり切ないお話です。

 

保健所に収容された子たちは

たいがいはこのように

隅に小さく身を寄せ合っています。

 

人間に捕まって 知らない場所に入れられて

怖くて 不安で 震えている子もいます。

 

5月1日に保健所に書類を提出しに行った際にも

子犬が2匹収容されていました。

この白い子と

 

黒っぽい子です。

 

この日は数が少ないからか

別々の檻に入れられていました。

 

どちらも身を寄せ合う仲間もなく

1匹だけで心細かったのでしょう.。

 
保健所の職員さんから聞いた話ですが・・・
知らない犬同士 別々の檻にいるのに
いつも寄り添うように近くにいるとか。
きっとお互いの温もりを感じたかったのでしょう。
 
そして
「檻の隙間から手を伸ばして
お互いのからだに触れたりしている」
とも聞きました。
切ない話ですよね。
 
幸いこの2匹は翌日
保健所から直接市民に譲渡されて行きました。
 
昨日上映した「犬に名前をつける日」の
山田あかね監督が上映後のトークショーで
こんなことを仰っていました。
「今の日本の法律では、名前のない犬や猫は
生きることが許されないのですよ」
つまり人に飼われ名前をつけられことが
犬猫の生死を左右している・・・と。
タイトルにはそういう意味があったのかと納得しました。
会場のお客様も深く頷いていましたが
保健所で不安な夜を過ごし
不安な気持ちで朝を迎える犬猫たち全てに
名前が付けられる日が来ますように
と祈らずにいられません。
 
 

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