Story野良2.ワイヤー犬を保護!

おはようございます。

《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。

 

6月7日(水)
 
シェルターの近くに時おり現れていたワイヤー犬
ついに捕獲・保護しました。
前に立てた作戦通り、ネットを張り巡らして
金網の囲いに誘い込むことに成功しました。

 

右の前脚にワイヤーがついたままです。

興奮がおさまるまで暫くこのまま様子を見ます。
 
1月に目撃したあの子です。
半年もの間ワイヤーを付けたまま生きていたとは・・・
すごい生命力です。
 
6月10日(土)
 
ようやく落ち着いたようなので 車に乗せました。
すぐに病院に連れて行きます。
 
シェルターの敷地によく来ていたので
私たちとはもう顔見知りのせいか、あるいは観念したのか
おだやかな顔つきで暴れることもありません。
「これで助かる」という安心した表情にも見えます。
 
ワイヤーはまだついたままで痛々しいです。
長いあいだ足の痛みに耐えて来たのか
と思うと哀れさが増します。
ごめんね。人間のせいでこんなに苦しい思いをさせて。
 
病院に着きました。
噛まれないよう首にカラーを巻いてから
ワイヤーをペンチで切ろうとしましたが
細い針金を何本も束ねてあり簡単には切れません。
困って あれこれ触って試しているうちに
すーっと簡単に緩んで外れました。
でも犬には自分で取ることができず
暴れると食い込む構造になっているようです。
ワイヤーが食い込んでいた部分はひどい状態です。
 
ワイヤーを手に持つと重いのに驚きました。
こんな鉄の輪に締めつけられ痛みに耐えながら
半年もの間よくも生きていたものです。
 
やっとワイヤーを外せたので体を点検すると
ものすごい数のダニに取りつかれています。
 
看護士さんも初めて見るというほど大きなダニもいます。
 
小さなピンポン玉くらいに膨れ上がったダニは重たく
吸い取った血液がたくさん入っているそうです。
可哀そうにこんな状態でさぞ辛かったでしょうに。
 
看護士さんが
ダニの頭を残さないよう慎重に1匹ずつ取り除いています。
???? LINE
くんちゃん :観念したのか、意外とおとなしく、落ち着いた表情でした。
血液検査をすると、ひどいフィラリアらしく心臓にかなり負担がかかっているとのことです。
明日去勢手術をし、同時に右脚のレントゲンを撮ります。その結果次第ですが、脚の切断はできる限り避け、ズル剥けになるかも知れませんが、再生してもらうような治療をお願いしています。
 
続く・・・
 

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