Storyかよ1.犬好きの若夫婦

こんにちは。

《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。

 

ここに1匹の犬の、2枚の写真があります。

左は2年前に青い鳥に保護された時。

右は3日前にシェルターで撮った写真です。

ず-っとシェルターで暮らしているのか?

いいえ

この2年間に2度譲渡されて行きました。

そして2度とも飼育放棄されて戻って来ました。

もちろんこの子のせいではなく飼い主の側の事情です。
1度は譲渡後に保健所に捨てられ
2度目は譲渡してから1年2か月後に
「もう飼えなくなった」と言って戻されて来ました。
 
今回のStoryは 
人の気持ちに何度も翻弄されながらも
人を愛し続けようとしている けなげな犬の物語りです。
 
○●○●○ 201526●○●○●
 
2年前に港で保護された時は生後ひと月半ほど。
ペコちゃんと名づけました。女の子です。
 
保護されてから3週間後の9月17日に
ペコは近隣市の若い夫婦に譲渡されて行きました。
 
3か月後の12月16日

その譲渡先からお便りが届きました。
📧

久しぶリです(´・ω・`)

パンダ゙柄のメスの子犬をもらった××です♡

名前教えてなかったですね。
あれから名前を色々考えて
パンダ゙柄ぢゃから
「パンダ゙ちゃん」そのままにしました。
だいぶ
おーきくなリましたよ(*ϋ*)♡
とッても元気で、エサもバクバク喰います。(笑)

青い鳥 もうこんなに大きくなったんですね。
子供さんもおられ、いろいろ大変とは思いますが

どうかよろしくお願いいたします。
困ったことなどあれば、どうかご連絡下さい。

 

・・・と返事をしました。

 

○●○●○ 20151226●○●○●

 

そしてお便りの届いたわずか10日後に

この夫婦は「もう1匹欲しい」と言って
白い長毛の子犬を引き取って行きました。
2か月のオス。名前は寛平です。
奥さんが犬好きらしく「可愛い、可愛い」と喜んで・・・。
ご主人はそんな奥さんを黙って見ているだけでした。
 
 
 
○●○●○ 201611○●○●○
 
私たちは2016年の2月から
防府市の保健所で収容期限が切れて
県のセンターに送られる犬猫を全て引き取り
殺処分ゼロを更新し続けて来ました。
そのためにネットで常に
保健所の犬猫の収容情報をチェックしています。
またボランティアさん達のご協力で
隣接する市の保健所の収容情報もチェックしています。
そして4月11日過ぎに
「Y市の保健所に収容されている犬が
青い鳥から譲渡したペコと寛平に似ている」
・・・という情報が寄せられました。
 
早速Y市の保健所の収容情報をネットで見ると
確かにペコに似た犬と寛平に似た犬の写真が載っています。
しかしペコは譲渡してから7か月、寛平は4か月
経っており 写真では何とも判断できません。
 
早速譲渡先に電話してみましたが
留守のメッセージが流れるばかりです。
青い鳥の名前と電話番号を告げ
何度も「連絡して下さい」とメッセージを入れましたが
返事がありません。
直ぐにそのお宅に行って確認できればいいのですが
青い鳥のメンバーはみな仕事を持っているので
日中はY市まで行く時間がとれません。
 
そこでY市の知人に連絡し
「その家に行って2匹の様子を見てもらえないか」
と頼みました。
知人は直ぐに車で譲渡先まで行き
その日の内に報告が返って来ました。
 
「家には誰もいず、ワンちゃんもいない様子です。
念のためにご近所の方に聞いてみましたら
その家の前が川で、河原に
2匹が1日中繋がれっ放しなのを見たけれど
だいぶ前から2匹の姿を見ていない・・・そうです」
 
 
続く・・・
 

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