Storyさくら3.手術に耐えて

おはようございます。

《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。

 

9月10日に下関市の動物愛護センターから引き取り

感染症の治療のみして

青い鳥のシェルターに収容したさくら♀です。

 

脊髄を損傷し自力で排泄できないので

人間の手で排便させてやらなければなりません。

獣医さんに方法を教わり、ネットでも調べ

いろいろと試し 努力したのですが・・・

二人がかりでやってもうまく行きません。

 

思い悩んで「いきるちゃん」の里親Hiさんに

電話で相談しました。

(*写真はいきるちゃんの排泄の仕方を撮ったものです)

 

Hiさんはやり方を詳しく教えてくれました。

そして
生きるちゃんのかかりつけの獣医さんが

脊髄の損傷に詳しく手術の経験もあるので
一度その先生に診てもらってはどうか
 
・・・とアドバイスして下さり
下関の病院を紹介していただきました。
早速 さくらを保護した下関のHaさんにも連絡し
手術で良くなるのならば・・・と
再びさくらを下関に連れて行きました。
 
*~*~*~*~ 11手術 *~*~*~*~
 
その先生の診たてによりますと・・・
 
脊髄は手術で真っ直ぐにすることはできますが
やはり神経が戻ることはないので

自力での排泄は難しいと思います。
ですが痛みは軽くなるでしょうから
回復する可能性が出て来るかも知れません。
 
・・・とのことでした。
少しでもこの子が楽になるならばと思い
手術してもらうことにしました。
 
↓これは手術後に撮った写真です。
脊髄をクリップのようなもので留めてあります。
最初に撮った写真と較べてみると
上下にズレていた脊髄が真っ直ぐに繋がっています。
 
よかったね、手術成功だよ!
さくらも よく耐えて頑張ったね。
 
*~*~*~*~ 14退院 *~*~*~*~
 
さくらは退院して来ましたが
無理に排便させず、しばらく安静にして
様子を見ることになりました。
 
*~*~*~*~ 15日  *~*~*~*~
 
半身浴をさせ、様子を見ていますが
まだ、あまり食欲はないようです。
 

*~*~*~*~ 17日  *~*~*~*~

薬も飲み、一応食欲もあります。
おしっこは出ていますが、大便は出ていません。
手術した先生によると便は自然に出るので
圧迫排便しなくても良いとのことですが、少し心配です。
 
下半身浴は毎日させ、清潔を保つようにしていますが
カラーをつけているせいもあり、しんどそうです。
あれだけの手術をしたのですから無理もありません。

食べる量が少ないので
まだ便が出ないのかもしれません。
 
*~*~*~*~ 18日  *~*~*~*~
 
ようやく大便が出ました。
ただ今度は、目やにが出ているようで
それも少し心配です。
 
17・18日は台風が接近上陸すると予測される中で
以前からお知らせしていた譲渡会を
中止するわけに行かず実施することになりました。
そのため清水代表やスタッフはシェルターに泊まり込んで
譲渡会の準備とさくらの世話に追われました。
 
*~*~*~*~ 21日  *~*~*~*~
 
顔つきがだいぶ落ち着いて来たでしょ?
 
まだ目ヤニがありますが、なかなかの美猫です。
 
さくら耳にして地域に放した方も
この愛らしさを生かしてやりたいと思ったのでしょうね。
それは今の私たちも同じです。
 
*~*~*~*~ さくら募金のお願い  *~*~*~*~
 
下関の動物愛護センターで殺処分されるさくらを
引き出して青い鳥に連れて来てもらい
また下関に連れて行って手術したのは
すべて私たち青い鳥が決めたことですが
手術代やこれからの治療費が不足しています。
何とぞ皆様のお力を借りて
いきるちゃんのように命を長らえさせ
里親様を見つけてやりたいと思います。
 
青い鳥のゆうちょ銀行口座は既に2つあり
新たに募金口座を設けることが出来ませんので
「あいかつテン募金」の口座を「さくら募金」の受付窓口とし
本日から1か月の間にお振り込み頂いたご寄付を
さくらのために使わせて頂きとう存じます。
何とぞさくら募金(あいかつテン募金と同じ口座)に
皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 

応援よろしくお願いします。
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