Story エイズ陽性 1.感染への誤解

おはようございます。

《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。

 

青い鳥のシェルターには

エイズ検査で陽性とされた猫たちを

他の猫たちと隔離している部屋があります。

 

ここには5匹が暮らしていましたが

1匹が10月24日に譲渡され

1匹は11月17日に息を引き取りました。

 
血液検査で「エイズ(FIV)陽性」と診断されると
他の陰性の猫に感染しないように この部屋に移されます。

空気感染することはありませんので

それほど神経質になることはないのですが

喧嘩等で噛み傷を負ったりすると

血液や唾液から感染したりします。

また食器や水容器を別にした方が無難だ

という考えで陽性の子だけを隔離しています。

もちろん人間や犬への感染はありません。

 
また陽性といってもエイズを発症しているわけではなく
単にキャリアというだけで他の猫と変わりありません。
そのへんが誤解されているようですが

発症する可能性が高いというだけで

室内でストレスの少ない生活が出来れば

十年以上発症せず天寿を全うする子もいます。

 

エイズ陽性の子って

不思議なくならい みんな

可愛くて 性格もいいのにねぇ。

なぜ里親様から声がかからないのかしら?

 

・・・というのがスタッフの共通した考えです。

でも なかなか引き取り手が現れません。

 

正しい知識を持って飼って下されば

むやみに怖がったり敬遠することはないのですが・・・

 

いまこの部屋いるのは

「幸♀」「元♂」「グレー♂」の3匹です。

「幸」は昨年9月29日に保健所から引き取りました。

 

「元」は今年の7月3日に保健所から引き取りました。

 

「グレー」は大怪我を負っているところを

ボランティアさんが見つけ9月3日に保護しました。

 

そんな中で10月24日に1匹(パール♀)が譲渡されました。

この子は6月1日に保健所から引き取りましたが

検査でエイズ陽性とわかり隔離部屋に移されました。

 

パールを引き取って下さったのは

「いきるちゃん」の里親様です。

 

いきるちゃんの里親様のように

エイズ陽性についてしっかりとした知識を持ち

里親になって下さる方が現れることを願って

このStoryを思い立ちました。

 
続く・・・

 

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