おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
譲渡したゆみのStoryを書くために
履歴をたどっているうちに
昨年5月の同じ頃に保健所から引き取り
ゆみと同じケージにいた
グリコという成犬のことが気になりました。
既に書いたように1年以上も前のことで
グリコについてLINEの交信や写真を探すのは
予想以上に大変な作業でした。
毎日LINEとともに数十枚~100枚近く
添付されて来る写真は
出来るだけ保存するようにしていますが
記録し忘れた写真もあるでしょうし
探せたのは この5枚だけでした。
毎日100枚近い写真が撮られているのに
1年以上シェルターにいて
たった5枚しか残っていないなんて
何だか哀しいなぁ
とグリコに同情してしまいました。
そして
6月はじめにこんなお願いを
LINEに流しました。
グリコの写真を探しています。
保健所から引き取った時の写真は数枚ありますが
それ以後
ゆみはいっぱい写真があるのに
グリコの写真は殆ど見当たりません。
人見知りをしないゆみと
ビビリのグリコの差でしょうか?
皆さんのグリコへの感想を
お聞かせ願えますか?
❤ ゆみは抱っこ出来ましたが、一緒にいたグリコはいまだに人に懐いていません。バタバタバタバタバタ子さんで逃げ回っています💧
♠ 部屋の扉を開けると直ぐ飛び出してしまうくらいバタコさんです。
♣ 今も逃げ回ってなかなか写真が撮れないです。
人を怖れ心を閉ざしている成犬のグリコと
まだそれほど人を怖れない子犬のゆみ。
またグリコは犬仲間に対しても打ち解けず
ゆみは他の成犬達にもフレンドリーでした。
性格は生まれつきの遺伝的な要素もありますが
生後の環境によって左右されるのは
人間も犬猫も同じです。
もっとグリコとふれ合ってやっていたなら
・・・という悔いはありますが
100匹近い犬猫の毎日の世話を
数人のスタッフでこなさなければならない私たちは
ふれあいの大切さは十分に分かっていても
それが出来ないのが現実です。
いつまでも社会化できない子が何匹もいます。
グリコもそんな中の1匹でした。
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そんななか
嬉しい知らせが入って来ました。
♦ グリコにやっと遊び相手ができました。最近、隣りのケージのチョコとドッグランで遊ぶようになりました。
手前の子がチョコで
つい先日 新聞紙の不足で
PRの映像に使った子です。
チョコは人にこんなに甘えるので
グリコも見習ってくれるといいのですが・・・。
再度写真をお願いすると
相変わらずこの距離です。
近付くと逃げます。
グリコとのこの距離が
とても切なく また愛おしく思えるのは
私だけでしょうか。
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グリコを例にとって話しましたが
青い鳥のシェルターには
60匹もの成犬が暮らしていて
その何割かは人慣れしないままです。
一方 周南市の保健所から引き取った野犬を
里親様が見事に飼い慣らしている実例を
Story太陽・すみれ・日向の3匹で
それぞれ紹介して来ましたが
愛情を込めて接すれば野犬でも心を開くことを
私たちに教えてくれました。
人慣れしていない野良犬を
譲渡出来るまでに慣らすには
人手と時間が要るのです。
逆にいうと人手と時間があれば
シェルターにいる子たちを
新しい家族のもとに送り出すことが出来ます。
どなたかグリコのために
人慣れさせるために
力を貸して下さるボランティアさんは
いらっしゃらないでしょうか?