Story 保健所に捨てられた犬9.柴犬ハチ

おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
 
このシリーズも9回目になりましたが
相変わらず飼い主によって
保健所に持ち込まれる犬がいます。
動物愛護法では「終生飼養」を義務付けているのに。
そしてブログで何回も紹介している
環境省・警視庁のポスターでも
「遺棄は犯罪」と明記しています。
にもかかわらず
飼い主が保健所に犬猫を持ち込み
私たちが払う税金が殺処分に使われます。
それを止めることが出来ないのは
法律がまだまだゆるいからだと思います。
 
先日も青い鳥のInstagramに
このようなメッセージが寄せられました。
👇
azuki.yoko2016🆘助けてください❗🆘
飼い主持ち込みで
山口周南健康福祉センター につれてこられました‼
命の期限が17日までだそーです😭
誰か里親になってくださる方いませんか?
拡散お願いします🙇
 
何度もメッセージが寄せられましたが
私たちは防府市の犬猫を引き取るのが精いっぱいで
既にシェルターも飽和状態に近づいています。
それでも期限の前日になって
「何とか青い鳥で引き出してもらえないか。
里親が見つからない場合は
私が責任をもって引き取ります。」
・・・どうしても と仰るので代表が直接連絡して
約束を必ず守って頂くことで
お受けすることにしました。
 
そして期限の7月17日に
周南市の保健所から引き取りました。
この子です。
保健所の話では
「飼い主が噛まれたと言って連れて来た」
というのですが
噛むようには見えません。
飼い主のつけた名前は「ハチ」です。

 ね、とてもフレンドリーないい子でしょ。

突然飼い主に保健所に連れて行かれ
何日も飼い主が迎えに来るのを
不安な気持ちで待ち続けていたことでしょう。

そんな飼う資格のない飼い主が

この国にはいっぱいいます。

それを取り締まる法律も整備されていません。

 

引き出した翌日に
トイレを外でしたがる様子なので
スタッフがドッグランに放してみました。

手前の白茶ぶちの子はアース君

ハチが来る3日前に

防府市の保健所から引き取った子です。

ハチとアース。
お互いに気があったようで
良い友達になりそうです。
 
それだけが私たちの心に
明るさをもたらしてくれます。
 
よろしければこの子たちの
里親になってください。
 
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