Story 楚乃2.保健所では死なせまい。

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

保健所や動物愛護センターに収容され

殺処分までの期限が迫った子を

「助けて!」と訴える情報が

ネットにどのくらい載っているのかわかりませんが

全国でかなりの数になるでしょう。

 

そして

東京にお住いの I さんが

地方小都市・防府の保健所の収容情報に

どうやって辿り着いたのか

考えて見れば不思議です。

その辺のいきさつは

後日 I さんから青い鳥に届いたメールで

うかがい知ることが出来ました。

黒猫は楚乃と名付けられました。

📧

私が楚乃を知ったのは
ボランティアさんによって拡散の為に掲載されていた
保健所収容の写真を見たことがきっかけです。
我が家の先住猫兄弟に瓜二つで

気になっていましたが
東京在住のため、距離もあり
写真も1枚のみ、健康状態もわからず
予約も出来ず、期限も迫っており
個人で動くには大変でした。

一度は諦めようと思いましたが
先住猫兄弟との縁を結んで下さった方に

背中を押して頂き、心を決めました。
“出逢いには意味がある”――と。

もちろん不安はありましたが
もし病気であっても

保健所では死なせまいと決めました。
“諦めたら後悔する”のは容易に想像できました。
 

ただ、先住猫兄弟が居るので
当然そちらにも配慮しなくてはいけません。
やはり簡単ではないと思いました。
山口県の保護団体、愛護団体と

名のつくところに連絡をし
必ず迎えにいくので引き出して頂けないか

と、一生懸命でした。

 

そして何件目かに、ダメ元で

青い鳥さんにご連絡いたしました。
既に多くの尊い命を抱えていらっしゃり
対応して頂けないと思っておりましたが
ご多忙にも関わらず信じてくださり
すぐに”引き出しましょうね”と。

その子の収容番号を伝えた時のことは

忘れません。

 

*****

 

メールにもありますように

小さな写真に添えられた情報は

収容番号と収容日と捕獲場所

/猫/雑種/雌/小/黒

写真も拡大し明るさを調整して

やっとこれだけです。👇

これだけの情報でよく引き取りを決断された

と感心しております。

きっと見えない糸が

ピーンと張られていたのでしょうね。

 

8月24日

 

青い鳥は他の犬猫と一緒に

この子(左)を引き取りました。

 

9月3日

 

東京から I さんが黒猫を迎えに来ました。

宇部空港まで飛行機で来られて

帰りは新幹線だったようです。
 
無事に東京に戻られ
その日の夜にメールが届きました。
📧
お送りした写真は
今も居る我が家のボスの銀です。
亡くなったのはこの子です↓🌠
お兄ちゃん兄弟も性格抜群ですが
その子も抜群でした。
銀は、亡くなった弟のことで
かなりショックを受けていたので
妹が来たことが嬉しいようで
昨夜ケージ越しに会わせましたが
そばに寝そべり、まるで
“こわくないよ”とでも言っているようでした。
今夜、インスタグラムを更新しようと思っています。
東京に来てくれたお祝いに
選んだお花です。
 
そしてInstagramにも
早速可愛い写真が投稿されていました。
名前は「楚乃」になりました。
 
里親様から届いたメールに綴られた
言葉の数々に心を揺さぶられました。
 
“出会いには意味がある”
 
“もし病気であっても
保健所では死なせまいと決めました”
“諦めたら後悔するのは
容易に想像できました”
私自身これまで何匹も
愛する犬猫との死別を経験して来ましたが
ここまで死んだ子の面影を
追うことはありませんでした。

 

ペットロスと合わせて

次回にその意味を

考えてみたいと思います。

 

続く・・・

 

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