Diary12/12~18 犬猫の命って そんなに軽いもの?

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

今年最後の活動Diaryです。

今年もいろんなことがありました。

人の世の不条理なあれこれを

何とか乗り越えて来た1年間でした。

犬猫の無垢な瞳に助けられながら・・・。

 

12月27日に

2人の死刑が執行された

とマスコミで報道されました。

こんなに世間で騒がれるのは

「人の命の尊さ」から

死刑の是非が問われているからです。

 

それについて意見を述べるほどの

見識は私にはありませんが

「殺処分ゼロ」に取り組んでいる者として

ぜひ皆さんに訴えたいことがあります。

 

11月4日のブログで

犬猫の殺処分数が5万匹を割り

「過去最少」になったことの背景を紹介しました。

つまり環境省が発表した数字の陰で

全国の動物愛護団体のシェルターが

飽和状態になってる・・・ということを。

もちろん「死刑」と「殺処分」とは違い

人の命と動物の命を同列で語ることはできない

という社会通念を知ったうえで

聞いて頂きたいことがあります。

 

凶悪な犯罪を犯した人については

何年もかけて裁判で罪の有無を論じ

マスコミがこぞって取り上げ

これほど死刑の是非が問われるのに

何も罪を犯していない犬猫が

たった1週間ほどの収容期間しか与えられず

年間に何万匹も窒息死させられても

新聞にちょっぴり載るだけです。

 

「収容施設が足りなく維持にはお金もかかる」

「それならせめて苦しまないように安楽死を」

「それも予算が無いのでガスで窒息死させる」

経済面ばかりが先に立つ日本の現実。

 

犬猫の命って

そんなに軽いものなのでしょうか?

生きたくて生まれて来た命を

窒息死という残酷な方法で奪われる

犬猫の苦しさとくやしさを

どう引き受けてやればよいのでしょう?

 

「世界動物の日」があるのをご存知ですか。

10月4日。

世界動物保護会議で1931年に制定され

この日は世界各地で

動物愛護を訴えるイベントが実施されます。

(日本では9月20~26日の

動物愛護週間のほうが有名ですが)

WORLD ANIMAL DAYは

人間も動物も平等であると説いた

聖フランチェスコの祝日に由来しているそうです。

 

動物も自然も神の被造物で人間の管理下にある

とするキリスト教の考えのもとで

このように動物愛護を説いた人がいたのです。

 

そして日本では

慈愛を説く仏教の影響で

長いあいだ殺生や肉食を忌んできました。

日本にも聖フランチェスコと同じように

動物愛を説き実践した人がいます。

良寛さまです。

良寛は自身が食を乞う貧しい暮らしの中でも

鳥や獣と食を分けあったそうです。

 

私たちはいま

経済性と利己心を追うあまりに

動物へのあたたかいまなざしや

弱者への利他の気持ちを

忘れてはいないでしょうか?

 

 

●12月12日(水)

 

保健所からオスの成猫を2匹引き取りました。

 

●12月13日(木)

 

6か月のメス猫をトライアルに出しました。(ケイト)

 

●12月14日(金)

 

保健所からメスの成犬を2匹引き取りました。

 

●12月16日(日)

 

譲渡会を開きました。

あいにくの雨に「防府マラソン」が重なって

来場者がないのでは・・・と心配しましたが

何組かのご家族が支援物資を持って訪れ

子犬1匹のトライアルが決まりました。

 

1・5か月のメス犬をトライアルに出しました。(しーちゃん)

(里親様のご要望で写真は伏せます)

 

 

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