おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
清水代表が
その犬を「見に行こう」と思ったのは
書かれていた住所と「黒犬」というのが
胸にコトンと響いたからです。
「もしかして・・・」という第六感の
ざわめきだったのかも知れませんね。
以下は清水代表が
2年前LINEに送った報告です。
LINE
私もダメ元で
行くだけ行ってみようと思い
地図に書かれた場所を訪ねてみると
手紙の通りの犬がいました。
手紙の通りの犬がいました。
書かれていたように
小屋もない戸外に短い鎖でつながれています。
探していたあの子かどうかは
まだ分かりませんでしたが
あきらめ切った顔をしているのが哀れです。
何とか助けてあげなければ・・・
と思いましたが
家の人にどう言おうか悩みました。
ベルを鳴らしました。
すると飼い主さんが出てきました。
以下はプライバシーに関わるので
詳しい事は述べられませんが
概略を紹介しておきますと・・・
「どう言おうか」悩みつつベルを押した。
代表の動物に対する深い愛情と
ずば抜けた(向こう見ずな)行動力が
青い鳥をここまでにして来たのだ
・・・と筆者は思っています。
さて 既にベルは押され
目の前に飼い主が立っています。
代表はとっさにこう言いました。
お宅の家の横に繋がれているワンちゃんは
もともと私どもの犬なので
返して頂きに参りました。
え、どういうことですか?
あの犬は知り合いからもらった犬ですが。
その方は○○さんではないでしょうか?
ええ。そうですが・・・
紹介が遅れて申しわけありません。
私は青い鳥動物愛護会という
NPO法人の代表をしております。
動物愛護団体・・・?
はいそうです。実は・・・
代表は犬のそばに戻り
飼主さんと一緒に散歩させながら
これまでの経緯を話したそうです。
犬は久しぶりの散歩で慣れてなく
興奮しているのか凶暴な感じでしたが
やがて代表になつき自分で歩き始めました。
その穏やかになった顔を見ている内に
2年前にある事情で行方が分からなくなった
黒い子犬のことが鮮やかに蘇り
「あの子に間違いない」と確信しました。
そういう経緯があって2年前に
知らない内に譲渡された子なんです。
その犬がどうして
この子だと分かるんですか?
私に内緒で渡した方が隣町の人ですし
胸に同じ白い模様がありました。
そうだったんですか・・・
もう2年間 探し続けて来ました。
どうかこのワンちゃんを青い鳥に
返していただけませんか。
・・・と必死に頼み深く頭を下げました。
それにしても2年間の月日を経て
1通の手紙が巡り会わせてくれた
なんと不思議な縁でしょうか。
2月9日
こうして手紙の犬は青い鳥に引き取られ
(2年ぶりに無事に戻って来て)
チョコと名づけられました。
そんな事情があって
当時の写真は残されていませんが
チョコは外に繋がれ
長いあいだ辛い思いをして来たのに
少しも暗さや怯えを見せません。
人なつこく 犬仲間にもフレンドリーで
シェルターの人気者になって行きました。
続く・・・
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