43,227匹の写真を想像できますか?

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

防府市で’16年2月に

初めて殺処分ゼロを達成して以来3年間

渡り必死でゼロを更新しています。

 

しかし引き取っても引き取っても

保健所には毎週のように

犬猫が収容されて来るので

青い鳥のシェルターは飽和状態です。

 

「もうこれ以上引き取るな」という声は

既に1年前から上がっています。

またNPO運営のプロやコンサルトや

会計士さん達は口を揃えて

「出入のバランスを考えろ」と言います。

 

そんなことは言われなくとも分かっているのですが

保健所のこの子たちを見ると

どうしても見殺しに出来ないのです。

まるで聞き分けのない子どもみたいですよね。

それが「命」を守るNPOの宿命なのでしょうか?

「動物愛護団体」では

どこも同じような事情にあえいでいます。

 

そうした民間のボランティア団体に

動物保護を押し付けておいて

国や行政は「殺処分数が減っている」

と得意げに数字を公開しています。

これについては

昨年11月4日のブログ

「過去最少」の殺処分数の背景

詳しく述べました。

 

そして譲渡数は伸びず

シェルターの収容数は増えるばかりです。

青い鳥のように

「1匹も殺処分をさせたくない」と

いくら頑張っても叫んでも

国が元栓を締めない限り

じゃぶじゃぶと流れ出るばかりです。

 

その出入のアンバランスがいかに激しいものか

今年になってから昨日まで

どれだけ収容して来たか写真でご覧ください。

私たちが引き出さなければ

多くは殺処分されていた子たちです。

 

1月15日(火)

1月16日(水)

1月18日(金)

1月24日(木)

1月31日(木)

2月5日(火)

2月7日(木)

2月12日(火)

2月13日(水)

2月22日(金)

2月28日(木)

3月7日(木)

3月14日(木)

3月15日(金)

3月20日(水)

どうですか 大変な数でしょ?

「殺処分数が過去最少」と

環境省は自分の手柄のように言ってます。

でも実際は 私たち動物団体が

多くを引き取っているからだということが

お分かり頂けたでしょうか。

 

平成29年度の殺処分数は

43,227匹

数字にするとなかなか実感できませんが

1匹1匹が生きて呼吸をしていたのです。

上に写真で示したように

1匹1匹の顔が43,227並んでいるさまを

想像してみて下さい。

恐ろしいことですよね。

 

これが日本の現実です。

こんな愚行を

この国はいつまで続ける気なのでしょうか?

 

でも皆様のご支援がある限り

私たちはあきらめません。

たとえ焼け石に水でも

かつてブログに書いたように

ハチドリのひとしずく」’16/10/2のように

いま私たちに出来ることをやって

1匹でも多く

助けて行こうと思っています。

 

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