Story プリンと有夏6.出会いを待つ日々

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

昨年12月に「Storyプリンと有夏」を

6回のシリーズでお届けしました。

2匹ともクララ保育園に預かりのまま

もう10か月になります。

譲渡会を開くたびに2匹で参加し

里親様との出会いを待っているのですが

なかなかお声がかかりません。

日本では子犬ばかりに人気が集まります。

それでも預かり宅のAさんは

諦めることなく毎回参加して下さっています。

その地道なお姿にうたれ

「巡礼道を歩くように」で紹介しました。

 

そして12月22日の最終回に

祈るような気持ちでこう書きました。

 

2匹の赤い糸の先に
それぞれ結ばれている
まだ見ぬあなた と あなた
どうか幸せの糸を手繰り寄せて下さい。
糸の先には
あなたに幸せを運んでくれる
ソウルメイトが待っています。

 

◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 

そして今年になっても

2匹の譲渡会通いは続いています。

もう15~16回になるでしょうか。

 

3月17日

 

国衙史跡公園での譲渡会。

プリと有夏は他のワンちゃん達と並んで

2匹寄りそうようにケージの中。

以前は2匹で隅に縮こまっていたのに

プリンはこうして立って

お客さんの顔を見られるようになり

だいぶ慣れて来ました。

他の子犬に里親希望者が現れた時
Aさんがこう呟きました。
「これまで何匹も子犬を預かって育て
みんな譲渡して来れたのに
もう10か月も譲渡のお役に立っていない」
申しわけなさそうにしているAさんに言いました。
2匹を長く預かっていただいてるから
私たちは安心してアイカツが出来る。
プリンは運の強い子だから
きっとデッカイ幸せをつかむと思うよ」
でも今回も
2匹にはご縁がありませんでした。
 
譲渡会が終わって
やれやれといった感じの2匹
国衙公園はいつもの散歩コース。
だからロングリードでのびのび。
これがプリンと有夏の本来の姿です。

 

3月24日
 
スマイルほうふでの譲渡会。
2匹 しっかり参加しています。
素晴らしいプロポーション!
 
預りのAさんのコメントです。
 LINE 
A:今日はなんと‼️有夏にお声がありました👀🎶🎶🎶
が、赤い糸ではなかったようです😓
でも、なかなか申し出のない有夏に
お声がかかった事が嬉しかったです😍
 
スゴイよ有夏!
ちゃ~んと見てくれる人がいるんだね。
いつか
きみのビビリも丸ごと受け入れて
家族にしてくれる人が現れる。
 
プリンだって
子鹿みたいにステキなんだから
きっと素晴らしい出会いがあるよ!
 
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