Storyシェルター5.まっさらの大地に描く夢

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

新年のご挨拶もそこそこに

新シェルター建設がスタート。

1月の凍てつくような寒さの中

竹林の伐採が始まりました。

寒風吹き晒さらす建設地に

若い女性のボランティアさんが

手伝いに来てくれました。

旧シェルターを追われる犬や猫のために

何かしてあげたい という思いで

駆けつけて下さったのでしょう。

その熱い心が私たちを温めてくれます。

こうして急ピッチで整地が進みます。

それと並行して

シェルターのデザインを進めます。

動物のシェルターなんて

施工会社さんも手掛けたことがありません。

猫舎は既に民家を借り

そこに80匹移転させているので

当面は80匹の犬たちが暮らす施設です。

あちこちのシェルターを訪ねたことのある

清水代表がケージの配置を考えます。

当初計画していた古い建物の再利用は

安全上の理由でボツとなり

使えることになったのは1棟だけ。

膨らむ経費が理事たちの肩に重くのしかかります。

その間にも凸凹だった土地は

どんどん平らにならされ

ようやく敷地の造成が整ったのは

3月のはじめでした。

ドッグランは犬たちが気持ちよく遊べるよう

出来るだけ樹を残すようにしました。

ここを犬たちが嬉しそうに走り回る様を

思い描くだけでわくわくします。

ようやく 理事全員が顔をそろえて

敷地の全貌を眺めることができました。

思えばこれまで

ゴールにたどり着けるのだろうかと案じ

心がぽきりと折れそうな日々

苦しい道のりでした。

西面・南面・東面の写真を合成したパノラマ。👇

中央南面の林の背後は

鮎の棲む佐波川が流れる清浄の地で

これまでの苦渋も爽やかな風が

吹き飛ばしてくれるようでした。

昨年の夏から

探し、探し、行き暮れて・・・

文字通り紆余曲折の果てに

ようやっと手に入れた土地です。

 

このまっさらの大地に

私たちが必死に求め続けて来た

新しいシェルターの夢を

ようやく描くことができる・・・。

 

万感の思いに胸ふたがれて立ち尽くす

私たちの脳裏には

旧シェルターに残したままの

80匹の犬たち

あの子 あの子 あの子 あの子

・・・の顔がよぎっていました。

 

待たせているけれど

必ず迎えに行くからね。

 

続く・・・

 

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