野良たちの哀歌２命のはかなさ愛おしさ | ＮＰＯ法人青い鳥動物愛護会

2019年6月27日

おはようございます

《あかるく　あいかつ　あおい鳥》

命を預かる「あいかつ」には

哀しいこともいっぱいあります。

皆さまにはいつもあかるく話したい

・・・と思っているのですが

私たちの活動を理解していただくために

時には蔭の部分も話さなければなりません。

この「哀歌シリーズ」では

猫部屋で息を引き取った子たちを紹介しています。

朝から湿っぽい話でごめんなさい。

でもこの雨空の向うに

きっと晴れる日がやって来ると信じて

私たちは「あいかつ」を続けています。

スタッフやボランティアさんのLINEから

このひと月ほどの間に

はかなく逝った猫たちのことを記し

この世に生きた足跡を

遺してやりたいと思います。

５月２０日

れいこ：朝来たら倒れてました。息をしていません。

あやか：写真などで見比べないと名前がわからないです😭
気付いてあげれなかった😭😭😭😭😭

mika ：キジは見比べないと難しいですね。オスかメスか尻尾は長いか短いか特徴は何かないですか？
ひぃ：鼻が詰まってた子かもしれないです。病院に連れて行くべきだった。猫担当なのに本当にすいません。苦しかったよね、、ごめんね。
mika：手前の部屋の押入れにいたこですね。苦しかったね…😭
Ａｉｋｏ：おそらく、ポッキーではないか…との、林さん😭💦
清水：明日のお昼頃火葬いたします。それまで猫部屋におりますので、お参りの方は、どうかお願いいたします。

ポッキーは昨年７月１８日に

保健所から引き取った子猫の１匹。

シェルターで約１０か月過ごしました。

死因は不明。１年ほどの短い生でした。

清水：保健所から来る子は、餌やりさんから安いフードをもらったり、粗悪な食べ物を食べているので腎臓や肝臓の弱い子が多いです。特になついていないとなると触ることができません。

引き出し時にすべての犬猫の血液検査をするほどの金銭的余裕もありません。お世話いただいた方には何の責任もありません。

この子が青い鳥に来てくれたことに感謝します。

mika：ご冥福をお祈りします💐💐💐少しの間でも一つ屋根の下同じ仲間と過ごせた事、みんなの中でお別れしたことが彼にとって幸せだったと思います。誰も知らないところで静かに命を落とす事なくお別れしてもらえて送り出す事ができよかったと思います。

５月２５日

Ａｉｋｏ：　忙しい所すみませーん😅　猫を病院に連れて行ってもらえる人、いませんか？　黄疸が出てます‼

れいこ：ポカリ、今朝はADを強制給餌・注射、特に異常ありませんでした。病院に連れて行きそのまま入となりましたが、急に体調が悪化し午後に死去。遺体は事務所に居ますが、冷却剤が無いので今は冷房入れてます。
サッチー：保冷剤持って行きます。
れいこ：どなたかお花をお供えして下さり、ありがとうござます。

Ａｉｋｏ：ポカリが余りに寂しく思えて、少し花を供えました😭💦

ポカリ♂年齢不詳。

今年２月５日保健所から引き取りました。

５月２９日

れいこ：２２日に受診したキジトラのオス、今日の午後亡くなりました。FIPの可能性があるとのことです。
　今朝、緊急で病院に連れて行きました。病院でぐったり頭も上がらず口で息してました。少しは動くものの腕に寄りかかり辛そうでした。

もう少し早く連れて行ってあげてればと。。。最後まで名前もわからず本当にごめんね。。
ひぃ：朝からもうキジトラ君、顔が上がらなくてグッタリしてました。薬飲ませたけど、余計に苦しませたかなと…後悔です。

Ａｉｋｏ：キジトラの子、食べてくれなかったから😭💦💦ダメでしたか。

猫部屋もっと丁寧に掃除したいです💦
れいこ：猫部屋、感染症が広がらないように洗濯物はハイターを使ってください。キャリーに猫を入れたら、酸性水で消毒。
人間も酸性水をシュッシュと部屋を出る時に消毒しましょう。

床拭き・壁拭きも酸性水で徹底消毒したい。空いたゲージもそのまま使い回しせず、理想はハイター消毒ですが、洗って酸性水で自然乾燥かな…

２２日の受診記録にこうあるだけです。

れいこ：名前が分かりません。猫キジトラオス。
黄疸・脱水・貧血・肝機能低下。腎臓の下の方、2㎝くらいの腫瘍あり

1週間分の投薬。腫瘍が小さくならなければ、針で組織を抽出するか開腹して組織をとって検査。

カルテにも「キジトラ」とあるだけ。

保健所から引き取った際に忙しいと

名前を付けるのが後回しになることがあります。

ボロボロの野良生活で保健所に収容されたようです。

受診して１週間後に亡くなりましたが

青い鳥で最期を看取ってやれたのが

せめてもの慰めです。

～＊～＊～＊～

一時預かりボランティアさんのお宅で

息を引き取る子もいます。

昨年１０月１０日に保健所から引き取った

ライアン君。推定１～２歳です。

約８か月シェルターで暮らしていましたが
５月２５日に黄疸で受診しました。

れいこ：オス猫ライアン。耳・歯茎黄疸で受診。
血液検査・便検査・エコー。エイズ・白血病→共にマイナス。

便検査→少量の血便。右腎臓すぐ横に2×3㎝しこりあり。肉芽腫の可能性大。１日１回粉薬投与。食べなければ毎日か３日に１度は点滴のため通院。

このライアンをボランティアのＯさんが預かって

投薬と通院をして下さることになりました。

６月１日

Ｏ：ライアン君、昨夜うちに来ました。そっと名前を呼んだり、そっと触れたりしています。ファンタ君のように甘えてくれるのはまだ先かな🎵
これまではたくさんの猫ちゃん達の中で暮らしていたので、少し寂しいかもしれません。
家具を動かして外が見えるようにしてあげました。暖かいので、サッシ戸も開けました。「鳥の声が聞こえるね、ライアン君🐦」

Ｏ：ライアン君、もう長くないかもしれません。命が消える前にお会いになりたい方がおられたらお越しください。

よっぴー：ライアン君　先ほど亡くなりました。よく頑張りました。Ｏさんの元で安らかに旅立っていったと思います。Ｏさんにまた目の前で亡くなっていく辛さを背負わしてしまいました。でも、ライアンは幸せだったと思います。Ｏさんありがとうございました。

Hana ：Ｏさん、いつも愛ある献身的なケアに頭が下がります、感謝ですm(__)m　とても辛いですが、ライアン君は穏やかに過ごせる場所に迎えてもらって幸せだと思います🍀ライアン君、自然の音をいっぱい聴いてね🐦

ひたろう：Ｏさん、本当にありがとうございます😢
mika：お疲れさまでした。マザーテレサのようなＯさんに感謝いたします。感謝⭐️ライアン、あちらで皆んなと楽しくやってね。

ひぃ：ライアンのご冥福をお祈りいたします。Ｏさん、ライアンに寄り添ってくださり本当にありがとうございました。
あやか：ライアン。。。😭　よく頑張ったね…キツかったね…　ご冥福をお祈り致します🙏向こうで皆と走り回ってね。

清水：猫部屋の子たちは心身ともに傷ついた状態で保健所から来て
虫下しや避妊去勢手術はしていますが、健康診断までは出来ていません。なついてない状態の猫も多く、ストレスのかかる多頭飼いの猫部屋で暮らすので、体調が悪くなっても気がつかなかったり、気がついてもケアができない状態だったり、また人手不足のため病院に連れて行くのが遅れたりしています。

ライアン君は、病気を発見することが出来、亡くなる前に少しでも人の手と愛情の行き渡る環境を提供したいと、なんとかＯさんの元に送ることができました。ほんの少しの間でしたが、暖かな家庭の環境で天国に行け、Ｏさんに心より感謝いたします。

Ｏさんから

ライアンのために活けた

美しい供華の写真に添えて

メッセージが届きました。