さよならマーカス④追悼の旅を続けたい | ＮＰＯ法人青い鳥動物愛護会

2019年8月9日

おはようございます

《あかるく　あいかつ　あおい鳥》

明日は潮彩市場で譲渡会を開きます。

９：００～１１：３０

～＊～＊～＊～＊～

マーカス君の生前に

里親様が計画した通り

お里帰りを実行されたのは４月末。

実はその頃青い鳥は

シェルターの移転問題で

存亡の危機に直面していました。

そのために

せっかく遠方から里帰りをされた里親様を

シェルターにお連れすることが出来ず

ほんとうに申しわけありませんでした。

掲載が大幅に遅れたのも

そういう事情もあったからです。

そして

ようやく新シェルターへの移転を叶えた頃

里親様からお便りがありました。

６月１３日

新シェルターへのお引越し

ようやく出来ておめでとうございます㊗️

私にとっては旧シェルターの方が

思い入れがあるのですが

（１度しか行ったことないのに）

でも新しいシェルター見たかったな〜。

ブログを見ながら、うちが近ければ

何かしらお手伝いしたいなと思っていました。

マーカスとのお別れは

物理的に突然やってきてしまいましたが
気持ちの上では区切りをつけたつもりでも
やっぱりまだまだ時間がかかっているみたいで
何段階かの区切りのタイミングが
必要なのではないかと感じました。

それでその区切りの１つとして
GWにマーカスの生誕の地を訪れ
運良くのんちゃんと広島のベリーちゃんに
会うことができました。

やっぱり、自分のうちの子がこうなってしまうと
兄弟姉妹がいるっていいなぁ〜とつくづく思うもので
血の繋がりには勇気付けられました。
バカみたいかもしれませんが
本当にのんちゃんやベリーちゃんに会えて
よかったと思っています。

それを追うように届いたカードには

ホテルのプールでボードに乗った

マーカス君からのメッセージでしょうか

I ｈｏｐｅ

may ａｌｌｃｒｅａｔｕｒｅｓ be ｈａｐｐｐｙ．

と書かれていました。

そして

愛知県の団体さんから新たに

保護犬を迎えたというご報告がありました。
📧
左目にパンチがあり

マーカスを彷彿させる彼に惹かれて決めました。
預かりさんのお家でも

「パンチ君」と呼ばれていたそうです。

保護犬で「パンチ」と呼ばれていたなんて

マーカス君とおんなじですね。

この子に魅かれたお気持ち分かります。

実は最終回に

ぜひこのことを紹介しておきたかったのです。

犬でも猫でも

ともに暮らして来た子に逝かれると

喪失感と深い哀しみに長いこと捉われて

先に進めない方がいらっしゃいます。

いわゆるペットロスです。

そして新たにペットを飼う事をためらいます。

「死んだあの子に済まない」という気持ち。

日本の仏教観のせいなのかどうか

よくわかりませんが

実はこれがペットロスを長引かせる

原因の１つと指摘されています。

日本の動物介在療法の先駆となった

名著「アニマル・セラピーとは何か」

（横山章光著ＮＨＫブックス 1996年）

第六章「ペットの死に思う」で

精神科医である著者はこう述べています。

ペットロスの援助をしてくれるのは、

実は「次に新しく飼う」動物なのです。
（中略）
　新しい動物を飼うことは、

前の動物を忘れることではありません。
それどころか、

新しい動物に前の動物とのかかわりを重ね、
「悲哀の仕事」を助けてくれるのです。
一人では大変なその仕事の

大いなる味方が次の動物なのです。
その一歩が踏み出せないのは、

前の動物に悪いと思っているのではなく、
「一緒に暮らして楽しい時代もあったことを都合よく忘れて」、

自らが「動物の死に再び出会い」

傷つくのをおびえているだけです。

これをもとにブログで

「あいかつイソップ」第九話

(１)たまゆらの夢 7/25　

(２)千の風に・・・ 7/26 を書きましたので

ぜひお読みください。。

マーカス君の里親様は

紹介して来ましたように

これを見事なまでに実践されました。

そしてこうおっしゃっています。

📧

実はマーカス絡みで今後の夢がありまして
マーカスの兄弟姉妹全員のところに会いに行く‼️
（先方の都合によりますが）
という企画を自分に設けました。
なので、マーカスの兄弟姉妹に逢う旅は
続けたいな･･･と思っている次第でして
その際はまた青い鳥の皆様に
できる範囲で助けていただけたらと思っております。
どうぞよろしくお願いします。

青い鳥のブログで

マーカスも数回載せていただきましたね。

〜マーカスが行く〜というタイトルでしたか😆

あれがもう更新されることがないと思うと

やっぱり寂しいですね〜。

「マーカス追悼の旅」素晴らしいですね。

ぜひ続けて下さい。