Story小波:嬉しいビッグなお年玉

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

左目が潰れた老犬を

保健所から引き取ったのは

昨年9月4日で「小波」と名づけました。

首輪をつけ人慣れしているので

飼い犬だったに違いありませんが

引き取り手が現れないまま

シェルターで2か月半ほど暮らし

その間に子宮蓄膿症の手術もしました。

そして11月19日に

ボランティアさんのお母様が

一時預かりとして小波をお家に引き取って

一緒に暮らし始めました。

ここまでは既に紹介して来ましたので

ご記憶の方もいらっしゃると思います。

その小波に思わぬ展開が訪れたのです。

一時預かりさんの職場が

年末年始の人手不足となり

それを補うために駆り出されて

一日中家を空けることになったため

小波はその間だけシェルターに戻りました。

 

暮れも押し迫ったある日

ある方がシェルターを訪れました。

小波に会いに来た様子です。

その方は小波の飼主のお知合いということでした。

小波を見るとその場で飼い主さんに連絡し

電話で特長を伝えました。

 

そして年が明けた1月5日に

飼い主さんご本人がシェルターに来て

小波と面会しました。

間違いなくこの方の飼い犬でした。

 

飼い主さんのお話しによると・・・

小波は「りん」という名前で

13~14歳になるとのこと。
隣市にお住まいの方で

「ちんちゃん」は昨年8月に脱走して

行方不明になったそうです。

 

心配してあちこち探され

山口市の保健所に問い合わしましたが

まさか隣りに防府で保護されたとは

考えておられなかったようで

人づてに「青い鳥にそれらしい犬がいる」と聞き

ようやく探しあてた、ということです。

 

青い鳥で保護しなければ

殺処分されていたところです。

それにしても保健所同士では

横の連絡がないのでしょうか?

左目が潰れた柴犬風という特徴があるのに

隣市の保健所に問い合わせることは

しなかったのでしょうか?

 

さて飼い主さんは「りん」ちゃんと再会して

喜ばれましたが

青い鳥では保健所から引き取った子なので

その場でお返しすることは出来ず

改めて青い鳥からその方に譲渡する

と言う形を取らせて頂くことにし

いったんお引き取り願い

後日こちらからご自宅にお届けすることになりました。

 

1匹と言えども

身元をしっかり確認した上でなければ

決して渡さない

というのが「あいかつ」の鉄則です。

 

1月8日

 

小波⇒りんちゃんを

元の飼主様のお宅に届けました。

4か月ぶりの再会に
ご家族はとても喜んでおられました。

小波も嬉しそうです。

そして

今後の脱走対策などをお話して

小波のリードを渡しました。
 

動物たちって

時に思わぬStoryを紡いで

私たちを感動させてくれるもんですね。

 

一時預かりして下さった

ボランティアさんとお母様から

こんなメッセージが届きました。

 LINE 
小波、もう脱走したらダメだよ‼️

可愛がってもらい!
短い間だったけど愛してたよ😭
母に伝えたら

「そうかねぇ!良かったね~😳❣️❣️」

と喜んでいました🙇‍♀️

 

小波⇒りんちゃん

ご家族と再会できて良かったね。

私たちにとっても

嬉しいビッグなお年玉でした!

 

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