Reハビリ随想①.仕事があるってすごく幸せなこと

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

清水代表が猫部屋の掃除中に

天井から落下し背骨を折る

という大事故に見舞われ

救急車で搬送されたのが1月4日。

その間の事情は

「入院と経過報告」1/19で

代表からのご挨拶というかたちで

紹介させて頂きました。

 

その後の経過ですが

1月22日より

リハビリのために転院し

社会復帰を目指し機能訓練に取り組む

準備をはじめました。

これがベッドから見た外の風景。👇

これまでひと月あまり
ベッドに仰向けになったまま

寝返りも身動きも出来ない状態は
さぞ辛かったろうと思いますが

ようやく上半身を起こせるようになり

スマホで外を撮ることが出来たそうです。

 

先日の電話で

「ひと月も寝たきりの状態で

いろいろと考えることがあったでしょ。

それを思いつくままに書いたらどう?」

と水を向けたら

「そうね・・・」ということで

このコーナーが生まれました。

 

 久仁子のReハビリ随想 
“Re”には
青い鳥の立て直しも含めて・・・
2014年3月に青い鳥が発足してから
これまで6年近い月日が過ぎましたが
「人手が足りている」と感じたことは
一日たりともありませんでした。
動物愛護活動は常に人手不足との闘いです。
それは動物たちの世話にも関わる
深刻な問題です。
 
譲渡会が行われる日は
ボランティアさんが多く来て下さるので
会場を訪れる市民の皆さまには
「とても人手不足には見えない」
とよく言われます。
しかしシェルターは常に人手が足りません。
私自身がそうした中で
この6年余りを過ごして来ました。
そうして毎日毎日慌ただしく
睡眠時間を削って動き回っていると
からだだけでなく
いつしか心まで働かなくなってきます。
 
人の話を聞いても頭に入って来なくなり
しっかりと覚えられなくなりました。
よく人から「何を言っても忘れる」と叱られました。
また人間関係で一番大切な
「相手の立場になって考える」ということが
時間の余裕がないために難しくなります。
ですからつい自分の考えで
相手の立場になっている“積り”の行動が
多くなっていたのではないか・・・
と反省しています。
今回の入院で図らずも
十年分の休暇を一度に頂いたような気分ですが
そんな私を思いやり
遠くに住んでいる数十年来の親友が
お見舞いに来てくれました。
 
そして彼女から一喝されました。
「あなたは、他人や犬猫は救おうとするけど
自分や自分の体、家族、といった
身近なものへの感謝が足りない。
背骨が折れたなら、自分の体をさすって
“大事にしなくてごめんね。
これからはもっと気を付けるからね”
と謝るべきだ。
自分の体を大事にしないでいると
心までもが虚しくなってしまい
いつしか人を愛することができなくなる。
そんな事では
人から不満を持たれるようになるよ」
と言われてしまいました。
 
やっぱり友達はすごいです。
いろいろなこれまでの反省をしながら
入院生活がんばっていこうと思います。
人手不足の青い鳥で私まで入院してしまったら
現場はどんなだろう・・・
と心配はつのるばかりでした。
でもスタッフの皆さんやボランティアさんたちが
本当によく頑張ってくれていて
感謝の日々です。

今は治療に専念することしかできないので

皆様のお気持ちに甘えて
ゆっくりしようと思っているのですが
どうしても心のどこで焦っているのか
リハビリのない時は、ずっとLINEやメール
そして同室の方たちの迷惑にならないように
布団をかぶって電話で話すなど
していないと気が済まないのです。
おかげで不義理をしていた方々に
ようやく連絡ができお詫びをしたりしています。
また、こうして久しぶりに文章を書いたり
青い鳥の来し方行く末を考えたり・・・と
こんな体になってまで仕事をし続けてるなんて
なんだか笑ってしまいます。
 
でも もし仕事をしていなければ
ベッドに仰向けで寝たままの1カ月間は
どうなっていたことでしょうか?
途中で発狂していたかもしれません。
いつもは面倒くさいと思う事もありましたが
仕事をしていないと1日が長すぎて
逆に苦しいと感じられることを知りました。
ですから
仕事があるって すごく幸せなことなんだなぁ
と実感しています。
 
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