おはようございます
いらっしゃいませ。
動物たちの幸せのために
汗を流している方たちが
仕事帰りに立ち寄って
あれこれのエピソードを話して行く
Wan・Nyanカフェ。
ちょっと大人の味をお届けしています。
【第8夜】
亡き子の命日に保護した子猫
👩 ご無沙汰してま~す!
コロナ自粛でお店も大変よね。
通りかかったら「営業中」だったので
クルマ停めて寄らせてもらいました。
しばらくお喋りしてないから
わたしもストレス溜まりっぱなし。
久しぶりに発声練習させてね!
ほらマスター無口だから
マスクは外しても大丈夫でしょ。
青い鳥のブログ担当さんが
「隠さない。飾らない。ありのままに。」
をモットーに書いてる、って言うけど
中には公開を控えることもあるわよね。
いいえ 隠すんじゃなくて
プライバシーに触れるようなことは
取り上げないって事かな。
「Story」とか「わんにゃん物語り」とか
近頃は「episode」なんてシリーズも始めて
いろいろと苦労してるみたい・・・。
大変よね。
そんなブログ担当さんが書きたくても
遠慮しているエピソードがあるんだ。
とってもいいお話だと私は思うから
きょうはそれを喋らしてもらうね。
👩 3年前の8月に保健所から
母犬と3匹の子犬を引き取ったの。
子犬は2か月ほどでオスが2匹 メスが1匹。
2匹はすぐに里親さんが決まって
引き取られて行ったけれど
もう1匹は黒犬でなかなか引き合いがなく
2か月近く青い鳥で暮らしていたの。
それで ようやく声がかかって
4か月でトライアルに行ったんだけど・・・
1週間ほどで戻されて来たの。
「やんちゃ過ぎる」って言われてね。
👇これがその子の写真。
子犬がやんちゃなのは当たり前よ。
まして兄妹2匹が譲渡され
1匹だけで寂しい思いをしていたんだから
家族が出来て嬉しくて
きっとはしゃぎ過ぎてしまったのね。
それで青い鳥に戻って来たんだけれど
「可哀想だから里親が見つかるまで
うちで預かりましょう」といって
一時預かりをして下さった方がいたの。
10月の初め頃だったわ。
預かりさんのお家でとても可愛がられて
よかったと皆で喜んでいたんだけれど
3か月ほど経った翌年のお正月に
突然訃報が飛び込んで来たの!
可愛がっていた息子さんが
散歩に連れて行っている最中に
急に倒れて帰らぬ人になってしまったの。
(その後の様々な事は省かせてもらうけど)
わんちゃんはまた青い鳥に戻り
2か月後に譲渡されて行った。
今も幸せに暮らしているわ。
それでね 話したいのはここからなの。
息子さんを突然なくされたお母様のことを
ぜひ聞いてもらいたいなぁ と思って。
👩 清水代表もお墓参りに行ったりして
その後もお母様とは
交流を続けていっらしゃるのだけれど
息子さんが犬の散歩中に急逝された
そのお気持ちはご本人でなければ
とても分からないわよね・・・。
何かで読んだのだけれど
人の哀しみでは家族の死が最も深い。
中でも子どもに先立たれるのが一番だって。
そうよねぇ・・・。そうだと思うわ。
どれほど涙を流されたか・・・
さぞいろんな思いがおありだったでしょう。
私だったら もう二度と動物とは
関わりたくないと思うかも知れないわ。
青い鳥にも行きたくないと思うでしょうね。
でも このお母様は違ったの。
それからも青い鳥に支援物資を運んで下さったり
野良猫を保護されたりしてね
とても動物愛護の気持ちが深い方なの。
ああ こういう人もいるんだなぁと感動して
ぜひ話しておきたかったの。
👩 今年の1月5日だったわ。
お母様が子猫を1匹連れていらしたの。
3か月ほどのメスで・・・。
あ そうだ
清水代表のLINEを読んでもらったほうが
わかると思うわ。
マスター ちょっとこれ読んでみて。
LINE
22:19 清水久仁子 1月5日
N君のお母様からの申し入れで
3か月メス三毛猫を受け入れました。
名前はお母様が
「ロミちゃん」とされました。
本日はN君の命日でした。
公園の植え込みに捕獲器をかけ
夜21時過ぎ捕獲成功したそうです。
N君のお母様が1か月間
捕獲のために現場に通われ
ようやく保護した子です。
👩 散歩中に急逝した息子さんの命日に
野良猫を青い鳥に連れて来られた。
1か月も通って夜の9時過ぎに
ようやく保護した子・・・
野良の子猫1匹を助けようとして
どんなお気持ちで1か月も通われたのかしら。
わかるような気がする
・・・なんて軽々しく言ったら
お母様のお気持ちに対して失礼よね。
だからこれ以上は言わないでおくわ。
👩 でも どうして
「ロミ」という名前をつけたのかなぁ?
・・・・・・・・・
それも聞かずに
そっとお母様の胸の内に
しまって置こうと思うの。
https://readyfor.jp/projects/aoitori-aigo
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