子猫の命をけん命に守る人たち:ベリー兄妹

https://readyfor.jp/projects/aoitori-aigo-2

殺処分ゼロを守りぬくために

よろしくお願い申し上げます。

 

 

既に幾度となくお話しておりますように

コロナ自粛で人間の活動レベルが下がったせいか

野良の犬猫の出産が増えて

青い鳥には例年になく乳飲み子が増え

労力と経費に重く負担がかかっています。

特に猫は体が小さく

物陰に隠れやすいので

犬の数倍の数が持ち込まれています。

行政はそれをゴミと同じに扱って

簡単に殺処分してしまいますが

生きたくて生まれてきた命です。

青い鳥では出来る限りの力を注いで

生かす努力を続けています。

 

6月30日に保健所から引き取った

生後10日ほどの7匹兄妹は

みたらしだんご頭文字でネーミングし

何人かの一時預かりさんがミルクで育て

譲渡に結びつけて下さいました。

 

その他にも多くの子が命を守られ

やさしいご家族に譲渡されて行きましたが

中には稚い命が失われることもあります。

そうした「あいかつ」の

厳しい現場からの報告として

ブルーベリー兄妹の例を紹介します。

7月27日

 

junko:保健所より

子猫10匹兄妹を引き取りました。
生後3~5日ほどで

まだへその緒がついていました。

名前はすべてベリーからとって

ブラックベリー マルベリー ビルベリー

 ジュンベリー  ストロベリー ラズベリー

ワイルドベリー グランベリー

オレンジベリー レモンベリーとつけました。


 

junko:このうちワイルド オレンジ ビル マル
   の4匹はYさん預りに。
他の子は預かり先を探しています。
 

7月28日

junko:昨日受入れのベリー兄妹
ブラックベリー ストロベリー
    の2匹はKさん 預りに。
ジュン ラズ クラン レモンの4匹は
    Yさん 預りに。

 

7月30日

junko:ミルクボランティアのYさんから

ベリー4兄妹(ジュン、クラン、ラズ、レモン)

のお便りが届きました。

📧
猫ちゃんたち、順調にミルク飲んでくれています🍼
哺乳瓶の吸い付きが上手なので助かります
お母さんを探すように鳴くのを聞くと

悲しくなってしまいます・・・
もっとお母さんのお乳飲みたかっただろうし

甘えたかったはずなのに・・・
 
junko:きょうだいの中でも

小さくて少しずつしか飲めなかった子達ですが

上手に育ててくださってぃます。
赤ちゃん猫に最初から哺乳瓶で

ミルクを飲ませることには苦労しますが

ベリー10きょうだいは全員奇跡的に

なんとか飲むことができました。
みたらし団子7きょうだいのように

一人も欠けることなく揃って生きてほしいです。

8月2日

 

清水久仁子:生後10日ほどのワイルドベリー君
虹の橋を渡りました
へその緒がついたままで受け入れた子猫です。

8月3日
 
junko:ブラックベリー ストロベリー
預りりKさん → junkoに移動
  * 約1週間 の予定で

8月4日

 

清水久仁子:生後12日ほどのラズベリーちゃん

虹の橋を渡りました。

8月7日

 

清水久仁子:生後15日ほどの

グランベリー君とレモンベリー君
虹の橋を渡りました。
皆さん、お祈りお願いいたします🙏

8月10日
 
万里子:7.27に保健所から緊急受け入れ
ワイルドベリー ラズベリー ジュンベリー
最後のお別れにクリーンセンターへ
午後より火葬されます。

 

junko:ブラックベリー、ストロベリー
junko → Yさんへ移動

 

8月11日

 

Y:ストロベリー、ブラックベリーの健診

ブラックさんが風邪をひいているので

下痢止めと、風邪の注射、点滴、風邪のお薬
ビルベリーは下痢止め、風邪の注射と

点滴、下痢止めのお薬

        
清水久仁子:ベリー兄妹ですが
へその緒付きと言いましたが
胎盤までついていたと言うことです。
ですから生まれてすぐ

母猫に放棄されたのか人に棄てられたのか

分かりませんが

初乳は飲んでいないと思われます。
その状態でまだ生き残っている子がいるのは奇跡です。
ミルクボランティアさんのお陰です。

 

8月17日

 

清水久仁子:ブラックベリー君が虹の橋を渡りました。
初乳もほとんど飲めていないのに

約20~25日も生き頑張ってくれました。

ミルクボランティアの方々の不眠の努力により

ここまで生きることができました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

*  * * * * *

 

「どうせ生きられないのだから」

と冷たく見放したり

「可哀そうだけれど仕方がない」

と諦めて手を出そうとしない。

「そんなことはお金と労力の無駄」

と何事も計算づくで考える風潮。

世知辛い現代社会にいながらも
厳しい「あいかつ」の現場で

ミルクボランティアの皆さんは

子猫を移動させて時間をやりくりしたり

睡眠時間を削ったりしながら

必死に小さな命を守ろうとしています。

 

計算づくで自己のためだけに生きる毎日と

他のために自分を犠牲にしても頑張る時と

果たしてどちらが幸せなのでしょう?

ベリー兄妹も何匹生き残れるか分かりませんが

犬猫をゴミのように殺処分する行政の一方で

こうして「生かす人たちがいることを

どうか忘れないで下さい。

 

 

今年は例年にない出産ラッシュで
生まれたばかり 哺乳の必要な子猫が増え
一時預かりさんが足りません。
この子たちにミルクを飲ませ育てて下さる
ボランティアさんを求めています!
 授乳の仕方レクチャーします 

 

山口市S様/北九州市H様/箕面市Y様より

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