CFをふり返って③青い鳥動物愛護会の名前

 

クラウドファンディングを振り返って3️⃣

 青い鳥動物愛護会の名前 


今から8年前には

まだほとんど私1人で活動しており

2人ほど助けてくれる人がいる程度でした。

当時は

「人に懐いていない犬は危ないので

保健所から一般には譲渡しない」

と言う決まりで

野良犬を保健所から出すだけでも

大変な時代でした。

まして個人や数人の仲間では

相手にしてもらえませんでした。

そこで

人数は少なくても組織にしなければ

命を助けられないと思い

「野良犬をなくす会」を結成しました。

そして組織として保健所にお願いしましたが

まだ実績が無いので1匹2匹と

少しずつ譲ってもらえるようになりました。

そんな細々とし活動をしていたとき

下関で「青い鳥動物愛護会」の

代表をされていた三浦さんのことを知りました。

三浦さんの長年の働きかけによって

下関では動物愛護センターで殺処分する際に

ガスで窒息死させるのではなく

セボフルランと言う麻酔を使うことになった。

それは窒息で苦しんで処分されるのではなく

無痛で眠るように死んでゆく・・・

ということを知り深く感銘を受けました。

どんな理由があろうとも人間の都合で

殺されていく命があってはならないと思います。

経済的な理由や効率を理由にして

ガスで苦しみながら窒息死させるのは残酷です。
しかし現状では窒息死が一般的であり

ストップすることはまだできません。

であるならば

人ができる最低の犬猫への礼儀は

せめて無痛で

天国に送ることではないでしょうか。

 

しかしこんな声も聞きます。
「無痛の殺処分が

全国的に行われようになったら

『無痛だから処分しても構わない』として

殺処分ゼロの達成が遠のく。

だからこのままでいい」

と言う人もいます。

本当にそうでしょうか。
死の苦しみは想像を絶します。

欧米では「社会の闇を無くすのは

口のきけない動物や弱い立場の人間を

大切にする事だ」と言われています。
いくら学校の先生や親が

いじめや自殺はダメと子供に教えても
私たち大人たち自身が

弱い命を尊いものとして扱わず

ゴミのように殺処分しているのでは

社会の闇はなくなりません。


私は三浦さん達のご活動に感銘し

お会いするために下関に飛んで行きました。

当時は既に「青い鳥動物愛護会」は解散し

三浦さんも代表を辞めておられましたが

初対面の私を笑顔で迎えて下さる
素敵でおやさしいお人柄でした。

2度も表敬訪問に行ってしまいましたが

いつも長時間私の話に耳を傾け

ご自身の体験にもとづく

アドバイスをして下さったりして

話が尽きる事がありませんでした。

そして2014年のお正月が過ぎた頃

仲間と話し合い

「青い鳥動物愛護会」のお名前を頂いて

引き継ぐことは出来ないだろうか?

しかし

33年間も続けられた立派な会のお名前を

頂くなど無理ではないかと諦めかけました。
 

でも、聞くだけ聞いてみては?となり

何度目かの訪問の際に

思い切ってお願いしたところ

「犬猫を救うためなら」と

心よくご承諾して下さいました。

その時から三浦さんは

私どもの活動を色々とご心配いただいています。

そして私は今も

「青い鳥動物愛護会」のお名前だけではなく

三浦さんの真心に包まれたような喜びとともに

お名前を使わせていただいています。

もちろん三浦さんのご意志を引き継ぎ
これまで何度も

市会議員や県会議員を通して

殺処分方法改善の陳情を行なっています。

 

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