Diary2/23~3/1:繁殖シーズンを前に…1匹の命。1匹の責任。

 

    犬 おはようございます 三毛猫   

2233 Mornings

 

本日「子猫のお見合い会」を開きます。

 13:00~16:00 

💛マスク着用にご協力お願いします。

💛混雑を避けるため別室でお待ち頂く

こともありますのでご了承ください。

💛お車は国衙公園等に駐めてお越し下さい。

 

桜の開花予想が聞こえる候となりました。
春と秋は繁殖シーズンで
「恋の季節」とか情緒的な言い方もされますが

青い鳥への相談件数も増えます。

「引き取って貰えないだろうか」と。

あいかつの現場では“臨戦状態”を迎えます。

令和2年6月から改正法が施行され
保健所での犬猫の引き取りが

大きく制限されました。つまり

「これまでのように簡単には

引き取りませんよ」ということです。
 

それはいいのですが
保健所で引き取らない犬猫が
動物愛護団体に回って来ている

という厳しい現実があります。

国も県も「殺処分数が減った」

と報告していますが、その陰で

動物愛護団体の負担が増大している事を

どうか知っておいて下さい。

青い鳥も年々収容数が増え
犬猫合わせて300匹の大所帯になりました。
その食料・医療・水道光熱・消耗品だけで

年間2,100万円
さらに365日世話するスタッフの

人件費で年間1,400万円
(理事・監査役・ボランティアは無報酬)
合わせて3,500万円を計上しています。

ここ数年はコロナ禍でご寄付が低減し
懸命に経費削減を図っておりますが
昨年末に資金が底を尽き
クラウドファンディングで皆様のご支援を賜り
何とか窮状をしのぐことが出来ました。
今年末もファンディングで乗り切る計画です。

こうした実情も知らず ただ収入額だけを見て
「青い鳥は金儲け団体」とか「物品を買わされた」
という悪質なデマを流し続けている人がいます。

動物愛護活動の実態を船にたとえ
「喫水線スレスレに動物を積んで航行」
とブログで述べたことがあります。
今回コープ山口と朝日新聞社が
青い鳥を「いきいき女性大賞」の

優秀賞に選んで下さったのは


そうした実情を把握され
私たちが挫けずに活動し続けていることを
評価して下さったからだと思います。

また

「青い鳥は防府市の犬猫しか引き取らない」
と批判する方もいますが
これも事実と異なります。
もとより住む家のない犬猫を
地域で区別する積りはありません。
でも 喫水線を越えてしまったら
青い鳥そのものが沈没してしまいます。

 

そんな状況にあっても

収容スペースに空きが出来た時には
他市の犬猫を引き取ることもあります。
これまでずっとそうして来ました。

今月も周南市の保健所から
殺処分寸前の成犬を引き取りました。


あえて公表しないのは

引き取り依頼が殺到し業務に支障をきたすからです。

「周南市の犬を助けて」という依頼は今も絶えません。
しかし

「里親が見つからない場合は必ず自分が引き取る」
と言って そもまま連絡が途絶えた方もいます。

今回も依頼者の真意をしっかりと確かめ
スタッフと話し合って決断しました。
たった1匹を積んでも船が沈むことがあります。

喫水線とはそういうことです。
 

私たちは、どんな子でも
殺処分される子を見過ごすことが出来ず
引き取っていますが
青い鳥という母船の喫水線を越えない事。
その子を最後まで面倒を見てやれる事。

その条件が満たされなければ

引き取りたくても不可能です。

どうか国や地域の行政機関に

あなたの声を届けて下さい。

何度も申しあげるように
私たち一人一人は微力だけれど

無力ではありません。

皆さんの声が多くなれば国を動かし

殺処分ゼロも実現するはずです。

殺処分の現実は誰にも哀しいことですが
1匹の命を助けるのは

1匹の命に責任を持つことだと思います。
 

 

●2月23日(水)

 

コロナ感染防止の重点措置が解除され

子猫のお見合い会を開きました。

5か月のオス猫(キリン)と4か月のメス猫(ミツコ)を

トライアルに出しました。

年齢不詳のオスの成猫エルが逝きました。

エルの後を追うように成猫ダイフクが逝きました。

 

●2月24日(木)

 

4か月のオス猫をトライアルに出しました。(タク)

 

●2月26日(土)

 

和字シェルターで子犬の譲渡会を開きました。

1・5か月のオス犬をトライアルに出しました。(シット)

1・5か月のオス犬をトライアルに出しました。(シャンプー)

残念ながら戻りました。

 

●2月27日(日)

 

古民家キッチン「もふもふ」で

犬猫の譲渡会を開きました。

1・5か月のメス犬をトライアルに出しました。(ムース)

1・5か月のオス犬をトライアルに出しました。(ゴット)

4~5歳のメス猫をトライアルに出しました。(ルナ)

4~5か月のオス猫をトライアルに出しました。(アタル)

残念ですが戻りました。

2か月のオス犬をトライアルに出しました。(ナット)

 

●2月28日(月)

 

2か月のメス猫をトライアルに出しました。(イズミ)

 

●3月1日(火)

 

1・5か月のオス犬をトライアルに出しました。(ジェル)

2歳のメス猫をトライアルに出しました。(シロタエ)

 

 

防府市Ⅰ様/岩国市K様/H様/諭吉屋様/周南市F様より

青い鳥の活動は
皆様のご寄付で支えられています。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。
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