少女と犬が教えてくれたこと

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

今年2月7日のブログ

NHKの番組を紹介しました。
1月27日に放送された
「ベイリーとゆいちゃん」に感動したからです。
 
そして5月26日に
「ベイリーとゆいちゃんが教えてくれたこと」
が放送されたので
またメモ用のノートとカメラを用意して
食い入るように観ました。
今回は前・後編110分と熱が入っています。
(*本日30日 9:00から再放送)
 
ベイリーとゆいちゃんの心の交流については
前回の映像をそのまま使っているので
目新しさは感じませんでしたが
タイトルに「教えてくれたこと」とあるように
科学的な検証部分が増えていました。
 
以下ノートにメモしたことを紹介しますと・・・
 
訓練された犬は
医師の想像を超える力を発揮します。
 
犬はそこにいるだけで周りを和ませる。
存在そのものが和ませるって凄いことです。
 
犬は直ぐにその場に打ち解けることができる。
まるで昔からの知り合いみたいに。
 
犬の力って大きい。
もう医療者の一員です。
 
犬は患者の状態に応じて態度を変える。
喜怒哀楽を読み取ることが出来ます。
 
そして後編では
犬と人とが癒し合うのは何故かを
科学的に検証して行きます。
(*写真はテレビ画面を撮ったものです)
*以下はNHKの番組ホームページから
抜粋してまとめました。
 
犬と人が互いに見つめあった時に
人の体内で、脳の下垂体から
「オキシトシン」が分泌される。
このホルモンは
相手への愛情を深め、絆を強める。
またオキシトシンには
心を癒やしたり痛みを和げる働きがあり
犬と見つめあったときに
人間の体内のオキシトシンは
3倍以上に増加する。
これが犬のセラピー効果の
大きな理由と考えられる。
さらに犬の側にも
人と見つめあうことでオキシトシンが
分泌されていることが分かった。
人と犬というまったく違う生き物の間で
オキシトシンを分泌しあい
絆を深める仕組みがあることが
初めて確認された。
 
その他にも 犬がそばにいることで
●麻酔の量が減った
●認知症の人の表情が明るくなった
●リハビリの効果が上がった
●自閉症の子に改善が見られた
・・・等の効果が報告されました。
 
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以上が先日の番組の概要ですが
「うちの犬は私の気持ちを分かってくれる」
「犬と一緒にいると辛い気持ちが吹き飛ぶ」
といった言葉の背景が
科学的に解き明かされて来ました。
 
こうしたことから欧米では
医療現場へのセラピー犬の導入が進んでいますが
日本では大幅に遅れています。
 
その理由は
予防接種など適切な管理をしていれば
犬から人へ感染症が移るリスクは低い
と言われていますが
日本ではそうした理解が進んでいない。
またお金の面でも
寄付が生活・文化に根付いている欧米と
まだまだの日本の差が現れているようです。
セラピー犬はほとんどがNPO法人によって運営・派遣されていて
1頭活動するためには年間およそ900万円かかります。
そのほとんどを寄付に頼らざるを得ないので
日本ではなかなか導入が進みません。
 
このブログでも紹介していますように
NHKでは時々セラピー犬のことを
取り上げてくれています。
 
2016年11月17日(木)
NHKニュース「おはよう日本」
ファシリティドッグの魅力とは
2018年10月16日(火)
ニュースウォッチ9
ありがとう ベイリー

2019年1月27日
NHKスペシャル
「ベイリーとゆいちゃん」
2019年5月26日
NHKスペシャル
「ベイリーとゆいちゃんが教えてくれたこと」
どうかこれからも
犬と人間の深い絆にスポットを当てて
多くの人に伝えて下さい。
そして
人を癒す能力は猫にもあること
また特別に訓練された犬だけではなく
保護犬・保護猫もその能力を持っていること
 
そんな人間の仲間である犬猫を
邪魔者扱いして
何万匹も殺処分していることを
みんなに伝えて行って下さい。
 
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