突然のレノアの死:悲しみを乗り越えて

 ご報告 

 

悲しいお知らせです。

今朝 成犬のレノアが事故で亡くなりました。

 

スタッフが出勤して

朝の見回りをしている時に

子犬部屋の扉を開けると

レノアが窓枠にぶら下がるようにして

ぐったりしていました。

窓枠の釘が首輪に引っ掛って抜けず

窒息したようです。

直ぐに抱き抱えて床に下ろすと

まだ体温があり温かかったのですが

間もなく息を引き取りました。

 

レノアは5月18日に保健所から引き取った

9か月ほどのメスで

とても人懐こいのでリードを着け

散歩の訓練をしていました。

わんわんパラコルでも紹介したばかりでした。

夜はトライアルに向けて訓練のため
1匹でプレハブで過ごしていましたが
外に出ようとして
脱走防止の窓の木枠を剥がし

木枠と窓の間に首を入れた際に
首輪の金具が木枠の釘に引っ掛り
焦ってもがいたので首輪が首を圧迫し
亡くなったものと思われます。
わずかこれだけの突起ですが
1本の釘に命が奪われてしまいました。
 
― 清水久仁子 ―
レノアちゃんは
成犬に近い大きさで保健所より青い鳥に来ましたが
野良ちゃんなのに不思議に人懐こく
リード練習もすぐに始めることができました。
愛情いっぱいの里親様も決まって
6月30日にはトライアルする予定でした。
幸せがすぐそこまで来ていたのに・・・
後悔と済まない気持ちでいっぱいです。
ボランティアさん達からも可愛いがられていて
関係者一同深い悲しみに包まれています。
 
この悲しみを乗り越えて
窓の木枠取付の強化を行なうとともに
今後こういう事故のないよう
身を引き締めて取り組んで参ります。
どうか皆さまも
ご家庭でのわんちゃん猫ちゃんの安全に
もう一度細心の注意を払うよう
お願い申し上げます。
 
本日夕方
レノアちゃんを連れて
スタッフともども龍蔵寺に行き弔います。