Storyこずえ:命のリレー WOK⇒保護っ子基金

おはようございます

《いっしょに 生きよう あおい鳥》

 

’18/10/28日に
母子犬「こずえ」と「うるる」を
東京の方に譲渡しました。
青い鳥が神戸のWOK様まで連れて行き
神戸からまでWOK様が搬送して下さいました。
約450㎞を3台の車で移送する愛のリレーでした。
WOK様は愛犬家の全国的な組織で
これまで何度も青い鳥の子を助けて下さいました。

こうして多くの方々のお力添えで
東京に運ばれたこずえ母子ですが
この1年8か月の間に予期せぬ状況が
生じていることが分かりました。
 
うるるは直ぐに懐いたけれど
こずえは今も心を開かず
お散歩にも連れて行けないようなのです。
 
こずえ母子が保健所に収容された時から
「ぜひ親子で迎えたい」と熱心に望まれ
受け入れるお部屋もしっかり整えて
到着を心待ちにされていたのですから
何の問題もないはずでしたが・・・。
野良社会で生きて来たこずえの心は
誰にも知ることは出来ません。
里親様もさぞ苦心されたことでしょう。
またこずえ自身も何とかしてやりたい。
・・・と思案しているのを見かねて
WOKさんが助け舟を出して下さいました。
 
6月13日
 
WOKのメンバーお二人が
こずえを引き取りに東京に向かいました。
里親様も1年8か月ものあいだ
心を開かないこずえに
良くぞ付き合って下さいました。
そしてWOKのメンバーさんは
抵抗して噛むこずえに手こずりながらも
何とかキャリーに入れて下さいました。
こずえを収容すると
東京から取って返して
愛知県の「保護っ子基金」様まで搬送。
1年8か月ぶりにルートを逆に辿ります。
 
保護っ子基金様は
愛知県の動物愛護組織で
青い鳥の犬を何匹も引き取って
里親様を見つけて下さいました。
 
6月14日
 
翌日 早速
保護っ子基金様から報告が届きました。
こずえは落ち着いて
リビングでくつろいでいるようです。
青い鳥に5匹の子とともに引き取って来た時も
シェルターで子育てをしている時も
もの静かで落ち着いた感じでしたが
こずえ
心を閉ざしたままで
いったい何を思っているの?
保護っ子さんは
「こずえにピッタリの里親様を探します」
とおっしゃってくれています。
 
清水久仁子:今回も
WOK様と保護っ子基金様の
素晴らしい連携で
こずえちゃんと青い鳥を助けて頂きました。
感謝でいっぱいです。
 

6月20日

保護っ子基金様から近況報告が届きました。

📧
こずえちゃん
一時預かりさんのお家に移動しました。
こずえちゃんをしかり見てほしかったので・・・。
こずえちゃんも預かりさんのお家で
先住のワンコとベッドイン。😊
いい感じです。
預かりさんも
「とてもよい子だ」と言ってますよ。
幸せになってもらいたいです。
 
1匹の犬のために(あるいは猫のために)
これだけの人が
“幸せにしてあげたい”と願い
持てるエネルギーを注ぎこむ。
ビジネスや経済原則から見たら
とても割の合う仕事ではありませんよね。
 
それを「無駄」と言って切り捨てる
経済偏重の社会の仕組みが
犬猫の殺処分を容認しています。
でも
1匹の犬でも 1匹の猫でも
力を注いで救おうとしない社会が
どうして“人の幸せ”だけを
築いて行けるのでしょう?
 
Storyこずえの次回は
ぜひ「こころを開いた」こずえを
紹介したいと願っています。
 
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