現場からの報告6.老犬ハチのおだやかな日々

おはようございます

 

3年前に周南市の保健所に

飼い主から捨てられたハチは

引き取り手のないまま3年近く

青い鳥のシェルターで暮らしています。

 

引き取ったとき既に10歳くらいでしたから

犬の短い生涯からみたらもう老犬の部類で

今年の初め頃から衰えが目立って来ました。

 

青い鳥も活動を始めてから8年目に入りましたから

シェルターにずーっといる子も

また初期の頃に譲渡した子たちも

そろそろ老齢が近づき

老犬介護の問題と向き合わなければならない

時期に差し掛かりました。

そんなハチの様子を

現場スタッフの報告から追ってみます。

(他にもお伝えしなければならない記事が

いっぱいあって少し遅くなりましたが

ようやく掲載することだ出来ました。)

 

3月12日

 

よしみ : ハチ、これまで元気に

過ごしていたのですが

最近目がよく見えなくなり

足もふらついてきて

お散歩も行けなくなりました。

食欲も無くなり

ほとんど寝て過ごすようになり

とても心配していました.。
先週の日曜日に、機嫌も良く触れて

バリケンにも入ってくれたので

思い切ってスタッフルームに移動しました。


ボランティアさんにも

可愛がってもらっていました。

でも次の日

スタッフルームを覗いたら

入り口まで出てしまっていました😂

目が見えないので危険です。
そこで

かつてマリツゥがいた部屋に

移動することにしました。 

ハチ君

新居の様子をうかがいますが

足もふらつき目も見えません。

 でも新居が気に入ったようです。

昼間は日の当たる外で過ごします。

少し、動けるようになって

食欲も出てきました。

温かい日はお外で眠れるよう

おふとんも用意しました。

ハチ君 とても穏やかになり

さわることもできるようになりました。

夜は、犬舎に入れて寝ます。
周りに当たっても痛くないように

由美さんがガードしてくれました😂


少しでも、穏やかに過ごせるように

これからもみんなで

ハチを見守っていきたいと思います

 

4月22日

 

 インスタの報告 

 

毎日帰り際にはハチだけ特別に

ハチのいちばん好きなスタッフから

おやつを食べさせてもらいます。

目が見えないのでにおいが頼りです。
安心しきって食べた後は

しばらく なでなでタイム😊

 

―― ハチより ――

 

ぼくを保健所に棄てた飼い主さん。

あなたの無情にもめげず

ぼくはまだ頑張って生きています。

 

「必ず引き取るから」と言って

保健所から出すよう青い鳥に依頼した人。

あなたのお陰でぼくは

生き延びることが出来ました。

約束通りにぼくを迎えてくれなかったけれど・・・

 

十分とは言えないけれど青い鳥で

おだやかな老後を過ごしていることを

しっかり胸に刻んでおいて下さい。

 

青い鳥の人たちは

老いたからと言って捨てたりしませんよ。

 

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