2793 Mornings
本日 和字シェルターで猫の譲渡会を開きます。
11~15時
「赤毛のアン」を初めて読んだのは
だいぶ歳をとってからでした。
買い物に行くスーパーの空き店舗に
雑多な古本が数百冊並べられ
誰でも持ち帰ってよく
読んだ後は元の棚に返却すればOK
というゆる~い仕組みが気に入りました。
そこでふと手に取り
“有名な物語だから読んでおくか”と
期待せずにアンの文庫本を持ち帰りました。
結果は
面白くて夢中になって読みました。
「先入観」って良くないですね。
いつも犬や猫のように
裸の素直な心でいたいものです。
読み終えて浮かんだ一句は
ページ毎 カナリア唄う 赤毛のアン
養い親となるマシューとデリラの老兄妹や
学校の先生や仲間に話すアンが
まるでカナリアが囀るようで
可愛い子犬子猫にイメージが重なりました。
そしてつい4~5日前
腹痛による食欲不振で寝込み
ブログを書く気力が萎えた時に
救ってくれたのは添い寝する猫でした。
痛み止めの薬を飲みつつ
吐き気と闘ってPCに向かえたのは
愛猫のゴロゴロ励ましのお陰です。
・・・で今日を迎え
さて何を書こうとあれこれ案じている時に
ふと思い浮かんだのが
赤毛のアンと自作の一句でした。
そこからカナリア→童謡と連想。
♪歌を忘れたカナリヤは
後ろのお山に棄てましょか
いえいえそれはなりませぬ
歌を忘れたカナリヤは
背戸の小藪に埋け(埋め)ましょか
いえいえそれもなりませぬ
歌を忘れたカナリヤは
柳の鞭でぶちましょか
いえいえそれは可哀相
歌を忘れたカナリヤは
象牙の舟に 銀の櫂
月夜の海に 浮かべれば
忘れた歌を 思い出す
前半は
動物虐待の考えを1つ1つ打ち消して
終盤の優しさと美しさに続く
そのイメージに今更ながら打たれました。
なんてステキな歌だろうと。
早速ネットで検索してみると
1918年・西城八十 作
童謡雑誌「赤い鳥」第一号に掲載。
作者の家が没落し 詩人としても立てず
思い悩んでいた頃を思い出して
作った詩だそうです。
前半は
「自分らしさ」「自分の力」を発揮できない
もどかしさを歌えないカナリヤに例え
後半の美しい詩は
取り巻く環境の大切さを訴えています。
100年も前に作られた詩ですが
ストレスに満ちた現代にも通じますよね。
そして
象牙の舟 銀の櫂 月夜の海
これらの美しく優しいイメージを
そんな手の届かないものではなく
犬や 猫や 小鳥など
身近なものに置き換えてみたら・・・?
ストレスフリーになって
忘れた歌を思い出すことが出来る。
それこそが「青い鳥の精神」でしょ
・・・と猫が教えてくれたようです。
●9月1日(金)
2か月のオス犬をトライアルに出しました。
(ワム)
●9月2日(土)
3歳のオス犬をトライアルに出しました。
(げん)
●9月3日(日)
キッチンもふもふで譲渡会を開きました。
13歳のメス犬をトライアルに出しました。
(花)
2か月のオス犬をトラアイアルに出しました。
(フォーム)
毎月ひと口1000円・1日33円で
犬猫を救い殺処分ゼロを維持する
青い鳥サポーター
の輪に加わりませんか!
現在68人です。
https://readyfor. jp/projects/aoitori-aigo-monthly
ポイントが付くご寄付
周南市D様/下関市H様/ボランティア様/宇部市K様/匿名様/防府市T様/防府市U様より
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。