2962 Mornings
毎日のブログ発信に追われ
つい忘れていましたが
先月2月1日から青い鳥は
防府市における殺処分ゼロ
9年目の挑戦をスタ―トしました。
清水代表に挨拶を、と思っていると
タイミングよく
こんな記事が送られて来ました。
(読みやすいよう後に文章を転載)
病院系の機関誌「雄飛」に掲載された
代表のコメントです。
代表は青い鳥を立ち上げた当初の数年は
活動資金を稼ぐために病院で
医療レセプトを書く仕事をしていました。
その頃のつながりで
青い鳥がNPO法人になってから
「わん♥にゃんナビ」
という記事を毎月連載していました。
そして先月
「まち ささえびと(町支え人)」
というコーナーに
代表の寄稿した文が掲載されました。
ちょうど9年目のゼロ挑戦に
ふさわしい内容なので転載します。
👇
まち・ささえびと
防府市 殺処分ゼロ9年目の挑戦(上)
NPO法人青い鳥動物愛護会
代表 清水久仁子
(1級愛玩動物飼育管理士
ペット共生管理士)
保護イヌ・ネコを
“助けてあげる”ではなく
人間が彼らに
“癒し”をもらう幸せ
私が動物愛護を始めたきっかけは
2つあります。
1つは、ボランティアでゴミ拾いをしていますが
その時、食べ物もなくさまよう
野良犬猫の姿を見ることが多く
自分に何かできる事はないか
と常々思っていました。
その頃、近所の人から
野良の子猫の里親探しを頼まれ
スーパーにチラシを貼ってもらいました。
小さな活動でしたが
実際にその子猫の里親が現れた時は
本当に嬉しくて
「自分でも何かできるかもしれない」
と思い始めました。
もう1つは、おなじ頃
野良犬を家族に迎えたことです。
ある日偶然
道で車にひかれた大きな雌犬が
道路の真ん中に倒れているのを見かけ
自分が来ていたジャンパーに包み
獣医師を訪ねました。
その後「くるみ」と名付け
家で飼うことにしました。
くるみは人の温もりを知らず怯え
当初は私から逃げることしか
考えていませんでした。
脱走ばかり試み
家中を糞尿まみれにすることもしばしば。
ご飯を与えても食べません。
心を開いてくれないくるみに困り果てていると
これまで人間から棒で叩かれたり
石を投げられたりしながら
辛い思いをしてきたことが
理解できたような気がして
泣きながら抱っこしていると
突然くるみが変わってきました。
嬉しくてたまらない
と言った犬に変わったのです。
私を見つめる瞳
その心が解り合えるのです。
野良犬は苦労しているせいか
まるで人間に深く感謝しているようなのです。
そして野良犬を家族に迎えることは
犬にだけでなく、人間にとっても
大変幸せなことだと確信したのです。
この2つの体験を通して
私はもし自分に1匹の犬でも猫でも
助けることができたら
どれだけ素晴らしいことか
と思うようになりました。
その後もゴミ拾いをしながら
1匹ずつ犬猫を保護し
譲渡する活動を個人で続け
その後、良い協力者の方々とのご縁を頂き
現在の「青い鳥動物愛護会」の
運営をすることになりました。
青い鳥動物愛護会のこと
同会はこの10年で
3,300匹の犬猫を受け入れ
3,000匹を譲渡してきました。
毎日の活動は
ただ1匹ずつの犬猫に餌をあげ
掃除をして、話しかけ
体調が悪くなれば通院したり投薬したりと
ペットを飼っている人なら
誰でもすることを繰り返しています。
たった1日でも
嬉しいことと悲しいことが
取り留めもなく起こり
時の経つのがわからない状態で
今日まできた感じです。
困り事は常に起き、心でいつも
「だれか助けて!」と叫んでいます。
それでも奇跡的にも
誰かに助けて頂きながら
今日まで活動してきました。
今年2月1日から
山口県防府市で殺処分ゼロ
9年目の挑戦が始まりました。
防府市役所から殺処分前の犬猫を引き取り
譲渡会を開催して
里親さんとの新たな繋がりを探します。
毎年資金不足、人手不足などで
精神的にも肉体的にも大変で
今年度はどうなるか分からない状態です。
ただ絶対やり抜く!との覚悟で
スタッフと一緒に努力しているところです。
どのような小さな支援も歓迎です。
皆さまのご協力を
何とぞよろしくお願い致します。
山口市H様/A様/防府市M様より
毎月ひと口1000円・1日33円で
犬猫を救い殺処分ゼロを維持する
青い鳥サポーター
の輪に加わりませんか!
現在60人です。
https://readyfor. jp/projects/aoitori-aigo-monthly
ポイントが付くご寄付