おはようございます。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。
今年6月に発刊された本「カラスと人の巣づくり協定」の
カラスの巣を減らすには、
「撤去」ではなく「設置」が鍵だった!
・・・という逆説的なコピーにアッ!と驚かされ
山口県でしばしば報道される野良犬問題解決の
糸口が見つかるかも?と思い読んでみました。
日本全国の電柱数は3500万本もあり
ここにカラスが巣をかけて起る電気トラブルが頻発し
毎年電力会社とカラスの攻防戦があるそうです。
つまり人が巣を撤去してはカラスがまた巣をつくる
というイタチごっこで止みそうもありません。
山形大学農学部教授の著者(女性)は
約30年にわたってこの問題に取り組んで来ました。
カラスの生態を知るために
縄張りや、営巣の時期、巣の構造・材料等を
徹底的に調査し分析し、解決方法を探して行きます。
その過程は下手なミステリーよりもよほど面白い。
そして繰り返されるカラスの電柱営巣は
人間の対処法に原因があることを突き止めたのです。
つまり巣を「撤去」することばかり考える頭の固さこそ
イタチごっこの要因ではないかと考え
人工巣を電柱に「設置」することを思いつきました。
そして3年間実施した人工巣テストで
電気トラブルが解消することを確信しました。
カラスと人が共生できる社会を模索したやさしい感性が
さて
カラスを野良犬猫に置きかえてみると
同じようなことが言えます。
「邪魔者」扱いし処分することしか考えない
あるいは「餌やり」を攻撃し禁止する
ワンパターンの対処では野良犬猫問題は解決しません。
青い鳥では発足当初からそれを訴え続けて来ましたが
柔らかい発想が大切なことを改めて知らされました。
これにつきましてはまた後日
考察を深めて行きたいと思います。
●8月2日(水)
2・5か月のメス猫とオス猫をトライアルに出しました。
左:カメ♂ 右:茶々♀
●8月3日(木)
シェルター内はエアコンをしていますが
世話をするスタッフは汗まみれになります。
そんなスタッフにアイスクリームの差し入れがありました。
ありがとうございます。頑張って夏を乗り切ります。
●8月4日(金)
保健所から1か月弱の子猫2匹を引き取り
「らい(左)」「なお(右)」と命名。どちらも風邪をひいています。
病気の子は収容期限を待たずに県の動物愛護センターに
送られてしまうので、青い鳥で引き取って病院に運びます。
7月28日に保健所から引き取った1か月ほどの子猫
●8月5日(土)
ご支援者からドッグフードのカンパが送られて来ました。
●8月6日(日)
2・5か月と3か月のオス猫2匹をトライアルに出しました。
(左:葉っぱ3か月)(右:緑2・5か月)
●8月8日(火)
青い鳥で保護し、一時預かりさんのお宅で
2匹の子猫(ココ&シャネル)を出産した母猫(鈴ちゃん)を
トライアルに出しました。
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