Story 月2.こまこまちゃん

こんにちは。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。
 
昨年の7月4日
防府市の民家の軒下から6匹の小犬を保護しました。
野良の母犬は逃げてしまい捕獲できませんでした。
子犬の正確な月齢は分かりませんが
1か月半くらいだったと思われます。
(イメージ写真)
生まれた時から生存競争にさらされる野良の世界では
乳児の時から力づくで乳首を奪い合って乳を飲もうとします。
乳をいっぱい飲んでどんどん大きくなり強くなる子と
競争に負け乳を少ししか飲めず体が小さい子がいます。
 
保護した小犬たちも既に体格の差ははっきりとしていました。
中でもいちばん小さく未熟児のような女の子がいて
小さく弱弱しいので「こまこま」ちゃんと名づけました。
この子はベテランの一時預かりさんに預けて
育ててもらうことにしました。
 
 
その方の献身的なお世話で「こまこま」は元気になり
毛がフワフワのとても可愛い女の子になりました。
頭とあごの下、胸、手先に白毛があります。
 
「こまこま」が元気になるまでに
他のきょうだいたちは次々に貰われて行きました。
 
7月17日に譲渡された「らい」君
*7月17日には他にも2匹のオスのきょうだいが
譲渡されましたが写真が保存されていません。
 
7月24日に譲渡された「サスケ」君
 
7月31日に譲渡された「リオン」君
 
そして8月7日に「こまこま」もトライアルされて行きました。
あのお手紙の姉弟のお宅です。

 

 
そして1週間後にお便りが届きました。
????
こんにちは!連絡遅くなってすみません。
名前は長女が『月』と名付けました。
頭の白い毛が夜空に浮かぶ月のようだからだそうです????
 
夜泣きもあまりせずお利口です!
 
このまま家族としてうちで過ごさせて下さい!
大切に育てていきます。
 
頭の白い毛が夜空に浮かぶ「月」のよう・・・
なんてステキな感性なんでしょう。
こうして小さかった「こまこま」は
姉弟のご家族の一員として迎え入れられ
月ちゃんになりました。
その将来は月のように明るく輝いていると
私たちも思ったものでした。
 
続く・・・
 

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