おはようございます。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。
FM山口からこんなラジオCMが流れています。
(ワンワン・子犬の鳴き声)
情操教育のために
ペットを飼うご家庭が増えています。
自分を大切にし 相手を思いやれる
優しい子に育って欲しい。
(ニャーン・子猫の鳴き声)
防府市の「青い鳥動物愛護会」です。
これを聴かれた方から
「青い鳥は最近新聞広告やラジオCMまで流してる。
自主上映会も無料で行なうようだし・・・
ふるさと納税で
そんなに資金がいっぱい集まってるの?」
といったお声が届くようになりました。
昨年末にようやく市から
「ふるさと寄付金」の指定団体にしてもらえましたが
12月半ばを過ぎてからの発表だったので
年内納付期限に時間的な余裕がありませんでした。
それでも何かと忙しい年末の片づけ事の合間を縫い
多くの支援者様が「ふるさと納税」の制度を利用して
寄付金を振り込んで下さいました。
ほんとうにありがとうございます。
しかし年を越えてからは
「ふるさと納税」で寄付をして下さる方は減っています。
全国的なデータを見ても
ふるさと納税の振込みは年末に集中し
他の月は低調なようです。
ふるさと納税は1年中いつでも納付できますし
限度額内であれば何回納めても還付されますので
今後ともご協力をお願い致します。
さて冒頭の「そんなにお金が集まってるの?」
というご質問です。私たちは
「殺処分される犬猫を1匹でも多く救いたい」
と保健所から引き出しを続けていますが
その数が一向に減らず シェルターに犬猫があふれ
今や経費が月に100万円を超すようになりました。
完全な赤字で 危機的な状況が続いております。
その赤字は個人の借金やボランティアさんたちの
無料の労働奉仕で支えられています。
それなのに何故広告を出しているのか?
無駄遣いをしている?金儲けに走っている?
と思われる方もいらっしゃるようです。
しかし何も手を打たなければ資金難で
活動を大幅に縮小せざるを得ません。
それでは殺処分を見過ごすことになります。
ラジオCMも 新聞広告も 無料映画上映会も
ご支援者を増やすために必要なことで
少ない資金から捻出して行なっています。
無駄遣いをする余裕などありません。
●4月26日(水)
数か月前に
FM山口が「子育て応援ハンドブック」を作って
山口県の5~9歳の児童がいる世帯に配布する企画があり
青い鳥にも広告を載せないかとお誘いがありました。
その冊子が出来あがりました。
広告は大きさによって掲載料が異なりますが
青い鳥は1番小さい枠で協力することにしました。
またこれに連動する形で
20秒のラジオCMが6月末までに15回流されます。
2か月で15回ですからお聞きになった方は
とても運のいい方です(笑)
さて少ない資金の中から費用を捻出し
この企画のお誘いに応じたのは以下の理由からです。
●子育て支援ハンドブックである
⇓
青い鳥も情操教育という視点で子育て支援ができる。
⇑
●5万部発行の保存版である
⇓
山口県の子育て世帯をほぼ全てカバーしている。
保存版だから何度も目にして頂け、効果が高い。
⇑
●この冊子は朝日新聞との協働で制作される
⇓
朝日新聞広告さんにはボランティアで
いろいろと相談に乗って頂いたり
また広告スペースに空きができた時には低料金で
譲渡会や里親募集等の広告掲載をお願いしています。
下の広告もその1つです。
・・・等の理由で 子育て応援ハンドブックは
単発の広告を何度も出すよりも費用対効果が高く
結局は経費を削減できると判断しました。
ギリギリの費用を捻出して広告を流したので
決してお金が余っているからではありません。
●4月27日(木)
子犬を1匹保護しました。
ちはると名前をつけ一時預かりさんに託しました。
シェルターの黒猫が先月に出産した子猫が
ようやく顔を見せ6匹確認出来ました。
子犬のラッコ、ちくわ、ミミオが一時預かりさんのお宅に行きました。
支援者様からフードカンパを頂きました。
●昨年に続き今年も
「きらめき財団」からの助成が決まりました。
今回は青少年健全育成のために
「犬に名前をつける日」自主上映の資金として交付されます。
無料にしたのもこうした経緯があり
一人でも多くの方に映画をご覧いただくためで
資金が余っているわけではありません。
*まだ席に余裕がありますのでぜひお越しください。
●理事会を開き、ホームページ、自主映画上映、
1000の命展等について打ち合わせをしました。
●4月29日(土)昭和の日
2・5か月メス犬をトライアルに出しました。(リンリン)
お家での写真が届きました。
ペットシート・犬用バリカン・洋服等の支援カンパを頂きました。
●4月30日(日)
かごめちゃん(9か月メス犬)をご希望のご家族が
シェルターに来られ、ふれ合いをされました。
何度か来て頂き、受け入れ準備ができたらトライアルです。
●海浜の清掃活動を行ないました
●5月1日(月)
3歳半のオス猫をトライアルしました。
この子は6日に行方不明になり8日に戻って来ました。
2か月のメス犬をトライアルしました。(アッコ)
青い鳥がいろいろとお世話になっている方が
子ネコを5匹保護しました。
●5月2日(火)
2歳前後のオス猫をトライアルしました。(ラファエロ)
先住猫がいるので相性を見るために
少しトライアル期間を長くとって様子を見ることにしました。
一緒の写真を撮ろうとしましたが
ラファエロは箱の中から出ようとしませんでした。
青い鳥がNPOになってから2年経ちました。
「石の上にも三年」の言葉通り
3年目の今年は正念場を迎えます。
これからも活動を続けて行けるか否かは
殺処分期限を控えた犬猫たちの命の存続と
直結しています。
「青い鳥は儲かっている」という間違った憶測には
実状をご理解して頂かなければなりません。
負けられません。
どうかこれからもご支援下さいますよう
心からお願い申し上げます。
【青い鳥の詳細につきましては】
ホームページ をご覧ください。
里親募集/ボランティア募集
ご支援の方法/ふるさと納税/よくある質問
等を掲載しております。