初公開!シェルターの1日

おはようございます。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》です。
 
「あいかつ」は365日休むことのない活動です。
たくさんの犬や猫の世話をするのですから
「きょうは休ませて」とか「2~3日分まとめて」とか
人間の都合でスケジュールを変えるわけには行きません。
また限られた人員と資金で
何十匹もの動物の世話をするのですから
スタッフは毎日大変です。
きょうはそんなシェルターの1日を紹介します。
 
(*写真は2月に実習生さんがいらした際に撮ったものです。)
 
大まかに1日の流れを示すと下のようになります。
 
朝7:30~11時頃 散歩
 
おはよう。さあ散歩に行こうね。
何十匹もいるので2~3匹ずつ分けて連れて行きます。
 
ほとんどのワンちゃんはケージの外に出されるまで
排便を我慢しているので 朝一番の大切な日課です。
 
散歩をさせながら体調にも気を配って観察します。
 
時にはシェルターのドッグランで
リードを外して自由に運動させることもあります。
 
散歩に連れ出している時に
シェルター内ではケージの掃除をします。
 
中には夜中に排便を我慢できなかった子もいて
その始末と 新聞紙等を交換しケージ内を清潔にします。
 
少ない人数で全てを散歩させることは出来ないので
残った子たちはケージから出して
シェルター内を自由に運動させます。
 
なかには相性の悪い子同士もいるので
喧嘩にならないように見極めるのも大切。
 
初めての人にも分かるように
ケージには犬の特性等が表示されています。
 
8:00~朝食
 
散歩、排便、運動の済んだものから朝食
何十匹もいるので大変です。
 
まだかなぁと待っている子たちも・・・。
 
とにかく人手が足りません。
 
8:30~健康チェック・ふれあい・話しかけ
 
何匹かいる老犬の健康チェックは念入りに行ないます。
保健所から引き出して間もない子は
人に慣れさせるためにふれあいや話しかけなどを行ないます。
 
散歩やふれあいのためにシェルターに足を運んで下さる
ボランティアさんもいます。
 
またリードを付けて一緒に歩く訓練をする子もいます。
 
母子が収容された時には
離乳食など子育ての手伝いをします。
 
子犬だけを収容する部屋もあります。
 
病気や避妊手術等で病院に運ぶこともあります。
 
また毎日薬を飲まさなければならない子もいます。
 
糖尿病でインシュリン注射を欠かせない子もいて
食事中にそっと痛くないように注射します。
 
今回はスペースがないので紹介しませんが
別棟には3つの猫部屋があって
ここでも同じように猫たちの世話をしています。
機会があればまた後日レポートしたいと思っています。
 
17:00~清掃・夕食
 
食事は朝夕2回。
食器だけでも大変な数になりますが
それをきれいに洗って翌朝にそなえます。
 
その他にも空いた時間に
里親様とのメールのやり取りや、名簿の管理
チラシのコピーや資料作成などの事務作業も行います。
 
 
そしてシェルターの子たちは
それぞれのケージで翌朝までおやすみです。
 
スタッフの打ち合わせや討議は
この後で行われることが多いです。
 
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とても全ては語り切れませんが
大まかな1日の流れを紹介しました。
 
 

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