おはようございます。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》
ぼくたち9匹の兄妹が
青い鳥に引き取られたのは1月25日。
一時預かりさんのお宅 5軒に分散され
そこでおっぱいを飲ませてもらった。
ミルクボランティアさんっていうんだって。
生まれて間もない子犬や子猫は
2~3時間おきにミルクを飲む。
だから1日に何回も…
夜中も起きて飲ませてくれる。
ミルクを温め 飲みやすい温度にしてね。
そして その度に 排泄しやすいように
ティッシュでお尻を刺激してくれるんだ。
人間の赤ちゃんとおんなじだよ。
そのお陰でぼくたちは生きてこれた。
お母さんの痩せたおっぱいを奪いあってた頃は
いつだって力の強いやつにとられて
ぼくはお腹を空かせていたけれど
ビンのおっぱいはたくさん飲めるから嬉しい。
人間ってふしぎな生きものだ。
ぼくたちをゴミ扱いして
何匹も効率よく一度に片づけるために
スイッチひとつでガス処分する人もいれば
夜中に起き出して1匹ずつミルクを飲ませ
けん命に守ってくれる人もいる。
ボランティアさんがこんなことを言ってた。
「かわいそう と思うだけじゃ 命は救えない」
・・・って。
犬猫のいのちを助けるボランティアって
ほんとうに たいへんだと思う。
でも
そんなしんどいことを引き受けようとして
名乗りを上げる人がいる。
人間ってふしぎな生きもの。
でも ぼくは そんな人間が大好きだ。
こうしてぼくたち9匹は
ミルクボランティアさんのもとですくすく育った。
みんな名前も付けてもらった。
これが一時預かりさん宅で
ひと月ほど経った時のぼくたち。
右がぼく、左がちび君。
この時はもうミルクは卒業してるよ。
そして2月24日の「まるちゃん」を最初に
次々と里親さんが決まっていった。
みんな新しい家族のもとで 幸せなスタートを切ったよ。
ぼくと一緒に過ごした「ちび君」も新しい家族が決まった。
・・・そしてぼくだけが残された。
ぼくはまだシェルターにいる。
2度トライアルに行ったんだ。
3月20日と4月7日に。
でも2度とも戻されてしまった。
ぼくは やっぱり ツイてない・・・
アンラッキーボーイなんじゃろか?
続く・・・
*~*~*~*~*~*~*~*~
青い鳥の活動は皆様のご寄付で支えられています。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。