おはようございます。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》
*~*~*~ 里親希望者 ~*~*~*
日向を預かってから4か月になろうとしていました。
桜もすでに散って
シェルター周辺が新緑に包まれはじめた頃に
ホタルさんから
「日向の里親希望の申し込みがあった」
と連絡が入りました。
早速清水代表が先方と話し合いました。
犬でも猫でも保健所から引き取った時から
青い鳥がその子の幸せを図るのが使命。
ですから
譲渡先の状況確認は慎重に行ない
飼育に適さないと判断した時は譲渡を断ります。
そこがペットショップとは大きく異なる点です。
里親を希望される方と直接お会いし
家族構成や居住環境等をお聞きし
実際にお宅を訪問して自分の目で確認し
この方なら大丈夫と思ったのでなければ
譲渡することはありません。
太陽の時もすみれの時もそうです。
ただし太陽は北海道、すみれは千葉と遠方で
実際に住まいを確認することはできませんから
室内飼いを条件に部屋の写真等を送って頂き
清水代表が先方と電話でじっくり話し合って決断しました。
あとはホタルさんの紹介ということを信じるだけです。
*~*~*~ 譲渡の条件(ハードル) ~*~*~*
清水代表が話しをしたところ
その方はボーダーコリーを飼っていらして
動物への愛情が深いことがわかりました。
しかし一人暮らしです。
青い鳥の譲渡では単身者と高齢者は
しっかりした後見人がいることが条件になります。
それを伝えた上で
さらにもう1つ条件を加えました。
「先ずは日向の脱走を防ぐことが鍵です。
例えば
日向を置く予定のダイニングキッチンに
里親を希望される方にこのように要請すると
中には立腹される方もいらっしゃいます。
「野良犬を引き取るのに どうして
そこまでやらにゃいかんのか」と。
しかしこの方は
青い鳥の要請を受け入れて下さり
「いま作成中です」と返事が返って来ました。
そこで更に
「日向は、青い鳥のケージの鉄柵でも
2回脱出しているほどの知恵者です」
と忠告をしました。
その返信には
「ケースの両サイドに沿わし、1×4材を床に打ち付けて、完全固定してみます。
知恵比べですね(笑)」
と書いてありました。
ああこの方ならば大丈夫。
安心して日向を託せると思ったものです。
*~*~*~ もう少しで卒業だよ ~*~*~*
里親様とこんなやり取りをしているあいだに
ホタルさんはツイッターでこう報告しました。
4月11日
昨年12/11青い鳥さんに引き出しと一時預りをお願いし/シェルターで暮らす日向の里親募集をしていた/後から引き出したすみれは里親様が決まり一足先にシェルターを卒業/日向…君にもやっと春が来たよ/パパは君の部屋を改造中/もう少しで卒業だよ
4月23日
フォロワーさん達からも
いっぱいメッセージが寄せられました。
青い鳥のLINE
4月28日
清水:里親希望者さんといろいろ話し、ホタルさんとも相談しました。遠方だし、一人暮らしの男性なので不安はありますが、ボーダーコリーも幸せに飼育されていて、愛情も深い方です。
ホタルさんとふわっちのリスナーさん達にバックアップして頂き、思い切って送り出してみようと思います。日向はこのままシェルターで固まっているよりも、ずっと未来が開けると思います。
いつでも どの子でも
殊に野良で育った成犬は
里親様がハードルを越えて迎えて下さるか
無事に送り出すまで
私たちは はらはらドキドキします。
続く・・・
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。