おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
既にDiaryでご報告しましたが
青い鳥で保護した野良犬の
兄妹のStoryです。
5月21日
3か月のメス犬を保護し
クララ保育園で預かって頂きました。
この子はプリント名づけました。
5月25日
プリンの兄妹のオス犬を保護しました。
プリント対面させましたが緊張して
まだそれどころではないようです。
この子はスムージーと名づけ
他の一時預かりさんに託しました。
なぜこの兄妹犬を保護することに
なったのかと言いますと・・・
青い鳥の犬を2匹も引き取って
育てて下さっている里親様から電話がありました。
「春頃から家の近くで野良犬の子を見かけるようになった。
5匹いるようで、放ってもおけず
近所で餌を上げるようになったが
何とか青い鳥で保護してもらえないだろうか」
・・・という相談です。
既に何度も申しあげていますように
青い鳥は殺処分の期限が迫った犬猫を
毎週保健所から引き出して
もうシェルターが飽和状態です。
ですから市民の方々から
「保護して欲しい」と要請があっても
応じることが出来ません。
人手も経費も足りないのです。
そう申し上げたのですが
この里親様は野良猫を3匹ご自分で
保護され飼っていらして
とても愛護の気持ちが深い方です。
そしてこうおっしゃるのです。
「保護して下さったら何匹かはわが家で
一時預かりとして譲渡されるまで世話をします。
また捕獲するための費用として寄付させて頂きますので
何とか捕まえて頂けないでしょうか」
・・・と懸命にお願いされるので
取りあえず様子だけ見に行くことにしました。
子犬といっても既にかなりの大きさです。
母犬はもう子離れしてしまったのでしょうか。
兄妹だけで必死に生きているのかと思うと
何とかしてやりたいのですが
捕まえるのはもう無理な大きさです。
そう思って見ていました。
すると どうしたことでしょう
自分からすり寄って来た子が1匹いました。
それが最初に保護したプリン♀です。
そして4日後にスムージー♂を保護しました。
6月3日
この日はクララ保育園のAさんや
ご近所の女性3人が協力して下さり
2匹(どちらも♂)保護することが出来ました。
白い子をシナモンと名づけ
黒い子をドルチェと名づけました。
日頃の餌やりで人間への警戒心が
さほど強くなかったから捕まえることが出来たのでしょう。
6月4日
スムージ・シナモン・ドルチェの3匹は
健康診断とワクチン接種をして
保護を要請していらした里親様が
譲渡先が決まるまで一時預かりをして下さっています。
さらにこの方は
シェルターにいる母子猫まで一時預かりを申し出て下さいました。
本当にありがたいことです。
さてこの日は
◉ ◉ ◉ ◉ サイドStory ◉ ◉ ◉ ◉
6月3日シナモンとドルチェを保護した際に
すぐ近くに生後十日ほどの子犬4匹を見つけました。
そのまま放置すれば捕獲が困難になるので
その場で保護することにしました。(♂2♀2)
都会の方には想像できないでしょうが
防府市のような地方小都市は
海や山の自然に恵まれているだけに
こうした野良ちゃんたちも多いのです。
まだ授乳が必要ですから
ミルクボランティアの一時預かりさんに
分散して託すことになりました。
こうした市民の皆様が支援して下さるお陰で
私たちも「あいかつ」を続けて行けるのです。
プリンがお気に入りでしたが
ご近所に迷惑をかけないようにと
スムージーのトライアルが決まりました。
ほんとうにどんなご縁で先が変わるか
人間も犬猫もわかりませんね。
そして5匹いた兄妹のもう1匹はどうなったでしょう?
車に轢かれて死んだ・・・と聞きました。
1匹だけ逃げて
ひとりぼっちで残されて不安で
道路に出たところを撥ねられたのかもしれません。
それを思うと哀れです。
その子のためにも
4匹には幸せになってもらいたいと思っています。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。