おはようございます

《あかるく　あいかつ　あおい鳥》

 

ゆみとグリコは２日違いで

それぞれ防府市の保健所から引き取りました。

 

’１７年５月２５日

メスの成犬。１歳くらいでしょうか？

避妊手術をしてシェルターに運びましたが

キャリーから出ようとしません。

人間が怖いようで

隅にじっとうずくまったままです。

これまでどんな暮らしをして来たのでしょう。

グリコと名づけました。

黒犬は写真では表情が分かりにくいのですが

グリコの顔がはっきり写っているのは

後にも先にもこれ１枚だけです。

 

同じ頃、保健所に収容されていた子がいました。

この子は殺処分までの期限がまだ２日あったので

様子を見ることにしました。

シェルターの収容スペースには限りがあり

１匹引き取れば１匹分の費用と労力が増えますので

引き取り手が現れるまで待ちます。

でも保健所から里親に渡るのはごくわずかです。

２日後の５月２６日

この子も青い鳥で引き取ることになりました。

生後２～３か月のメスで

シェルターに来た時は

グリコと同じように怯えていました。

「動物には人間のような感情はない」

というのがひと昔前の考え方で

今もそう思っている人がいますが

この写真を見れば

それがいかに間違っているか

わかるはずです。

 

そして２匹は青い鳥の部屋で一緒になりました。

どうです この甘えぶりは。

きっと２匹とも心細かったのでしょう。

体温を確かめるように寄り添う姿が印象的でした。

 

続く・・・