Diary10/31~11/6 人間に美徳を教えてやってね

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

今日は譲渡会を開きます。

*** 注 ***

会場はトイレが使用できませんので

予め用を済ませてからお出で下さい。 

 

大人が読んでも面白い本に

久しぶりに出合いました。

「おやすみ、リリー」

(スティーヴン・ローリー著 越前敏弥訳)

著者はアメリカのライターで

愛犬リリーが老いて見送る日々を

自らのゲイの暮らしを織り交ぜながら

細やかに綴っています。

 

これからお読みになる方のために

筋は申しませんが

私が気に入った部分を抜き書きしますね。

 

ぼくがベッドで腹を立てていたことをリリーは知らないんだ。知っていたとしても、覚えていない。犬はいまを生きているからだ。犬は根に持ったりしないからだ。犬は感じた怒りを毎日、毎時間なかったものにし、けっしてわだかまりを残さないからだ。刻一刻と許し、忘れていく。角を曲がるたびに、そこには真新しい可能性がある。ボールがはずむたびに喜びが生まれ、新たな狩りへの喜びと希望が生まれる。

 

「人とちがって、犬は……犬は穢れのない魂を持ってるんだ。ぼくを見て」ぼくはリリーの顎を持ちあげ、真っ直ぐ目を見る。「犬はいつだっていい子で、愛情いっぱいで、見返りを求めない。犬は混じりけのない喜びに満ちた存在で、何があってもぜったい、つらい目に遭って当然なんてことはない。特にきみはそうだ。ぼくたちが出会ってからずっと、きみのすること何もかもがボクの人生を豊かにしてきたんだ。わかるかな」りりーがうなずく。

犬や猫を好きな方なら

わかりますよね。

そして最後に紹介される

バイロンの「犬に捧げる墓碑銘」に

深く納得し胸を打たれました。

 

ここにひとつの亡骸が眠る
美しかったが虚栄を持たず
強かったが傲慢ではなく
勇ましかったが残忍ではなく
人の全ての美徳を具えながら

悪徳には染まらなかった

 

バイロンの愛犬の名前は「ボースン」

つまり船の甲板長・水夫長です。

ともに人生を航海する・・・

詩人が愛犬にそんな名前をつけたのも

わかるような気がして

シェルターの子たちにお願いしました。

 

「どうかボースンになって

人間に美徳を教えてやってね」

 

 

●10月31日(水)

 

2か月のオス猫をトライアルに出しました。(永吉)

 

2か月のオス犬(こずえの子うずら)を

トライアルに出しましたが

残念ながら翌日戻されて来ました。

新たな里親様を待っています。

 

●11月1日(木)

 

成猫2匹をトライアルに出しました。

(サファイヤ♂ シャーベット♂)

 

●11月2日(金)

 

保健所から子猫2匹と成猫2匹引き取りました。

4か月のオス猫をトライアルに出しました。(ちった)

 

●11月3日(土)

 

3・5か月のきょうだい猫をトライアルに出しました。

(リリー♀ ブラックジャック♂) 

スマイルほうふの譲渡会に

一般の方から持ち込まれた子です。

 

●11月4日(日)

 

6か月のオス猫をトライアルに出しました。(ラビス)

 

7か月のオス猫と1歳のメス猫を

トライアルに出しました(たま・はい)

 

●11月5日(月)

 

1・5か月のメス猫をトライアルに出しました。(チーノ)

 

6月14日に保健所から引き取った

リズム♂が腹膜炎のため永眠。

6か月の短い命でした。

 

 

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