おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
今日は譲渡会を開きます。
*** 注 ***
会場はトイレが使用できませんので
予め用を済ませてからお出で下さい。
大人が読んでも面白い本に
久しぶりに出合いました。
「おやすみ、リリー」
(スティーヴン・ローリー著 越前敏弥訳)
著者はアメリカのライターで
愛犬リリーが老いて見送る日々を
自らのゲイの暮らしを織り交ぜながら
細やかに綴っています。
これからお読みになる方のために
筋は申しませんが
私が気に入った部分を抜き書きしますね。
ぼくがベッドで腹を立てていたことをリリーは知らないんだ。知っていたとしても、覚えていない。犬はいまを生きているからだ。犬は根に持ったりしないからだ。犬は感じた怒りを毎日、毎時間なかったものにし、けっしてわだかまりを残さないからだ。刻一刻と許し、忘れていく。角を曲がるたびに、そこには真新しい可能性がある。ボールがはずむたびに喜びが生まれ、新たな狩りへの喜びと希望が生まれる。
「人とちがって、犬は……犬は穢れのない魂を持ってるんだ。ぼくを見て」ぼくはリリーの顎を持ちあげ、真っ直ぐ目を見る。「犬はいつだっていい子で、愛情いっぱいで、見返りを求めない。犬は混じりけのない喜びに満ちた存在で、何があってもぜったい、つらい目に遭って当然なんてことはない。特にきみはそうだ。ぼくたちが出会ってからずっと、きみのすること何もかもがボクの人生を豊かにしてきたんだ。わかるかな」りりーがうなずく。
犬や猫を好きな方なら
わかりますよね。
そして最後に紹介される
バイロンの「犬に捧げる墓碑銘」に
深く納得し胸を打たれました。
ここにひとつの亡骸が眠る
美しかったが虚栄を持たず
強かったが傲慢ではなく
勇ましかったが残忍ではなく
人の全ての美徳を具えながら
悪徳には染まらなかった
バイロンの愛犬の名前は「ボースン」
つまり船の甲板長・水夫長です。
ともに人生を航海する・・・
詩人が愛犬にそんな名前をつけたのも
わかるような気がして
シェルターの子たちにお願いしました。
「どうかボースンになって
人間に美徳を教えてやってね」
●10月31日(水)
2か月のオス猫をトライアルに出しました。(永吉)
2か月のオス犬(こずえの子うずら)を
トライアルに出しましたが
残念ながら翌日戻されて来ました。
新たな里親様を待っています。
●11月1日(木)
成猫2匹をトライアルに出しました。
(サファイヤ♂ シャーベット♂)
●11月2日(金)
保健所から子猫2匹と成猫2匹引き取りました。
4か月のオス猫をトライアルに出しました。(ちった)
●11月3日(土)
3・5か月のきょうだい猫をトライアルに出しました。
(リリー♀ ブラックジャック♂)
スマイルほうふの譲渡会に
一般の方から持ち込まれた子です。
●11月4日(日)
6か月のオス猫をトライアルに出しました。(ラビス)
7か月のオス猫と1歳のメス猫を
トライアルに出しました(たま・はい)
●11月5日(月)
1・5か月のメス猫をトライアルに出しました。(チーノ)
6月14日に保健所から引き取った
リズム♂が腹膜炎のため永眠。
6か月の短い命でした。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。