Story 港1.蘇る2年前の記録

おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
 
長いあいだ書こうと思いつつ
なかなか紹介する機会がなく
ついそそままになっていた子が
突然逝ってしまいました。
ああ早く紹介してあげればよかった・・・と
刺さったトゲのように
ちくちくと胸が痛みます。
4月25日
 LINE 
清水久仁子: 朝から港くんの状況が悪いとの事で
病院に入院しました。
スタッフFさんによると
昨日までいつもと同じように
ご飯を食べ元気にしていましたが
今日の朝
昨日の夕ご飯のお肉を全て吐き戻していたとの事
Fさんがインシュリン注射しようにも
暴れて注射することができず
緊急で病院に搬送しました。
すでに眼振、めまいがあり
検査していただきましたが
「とても心配な状態だ」と先生に言われました。

 
「港」との出会いは2年前の2月20日でした。
防府市の三田尻港付近には野良犬が多く
何年も前から問題になっているのですが
今日に至るまで解決策が見つかっていません。
 
「港」もそうした野良の一匹でした。
保護した時にはガリガリに痩せており
かなり衰弱している様子だったので
すぐに病院に運び検査を行ないました。
年齢は分かりません。
港で保護されたので港くんと名付けました。

「骨と皮」という形容がそのままの哀れな姿で
保護した時からとても気になっていたので
実はStoryに書くためにずっと気にかけていました。
以下がその記録(2年前)です。
 
’17/2/20
 LINE 
清水: 先ほど港の企業の方から電話があり、死にそうな犬がいるとのこと。すぐに保護しに行っていただき、病院に入院させました。
今は退院をし、シェルターで世話をしています。

 
2月21日
 
清水:「港くん」と名付けましたが、病院の診断ではなんと糖尿病。
驚きました。こんなに痩せていてなぜ?と思いましたが、先生によると、糖尿病なので血液の中に糖はたくさんあるが、それを細胞に取り込むインシュリというホルモンが不足していて、こんなにガリガリになってしまっているとのこと。あまりに可哀想です。
飼い犬ではなく完全な野良君のようですが、性格も優しく、でも異常なほどの食欲で、すごくガツガツ食べます。

清水:医師の指導に従って1日2回、この器具でインシュリンを注射します。なるべく痛くないように、食べてる間にするようにしています。

清水:ご飯以外の時間はほとんど寝ています。よほどきついのでしょう。まだベビーシーズンも続いており、他にも手のかかる子犬が沢山います。インシュリンの注射は大変ですが、心ある多くの仲間に助けてもらいながら、今日も頑張っております。
 
3月4日
 
A:港くん痩せてるけど、元気に食べてますね。

B: 痩せほそってますね😭
でも、立ち上がれて食べられるようになったのですね🎵🎶
 
4月1日
 
B:インシュリンの打ち方、了解しました🎵
emi: 目盛りは3でしたよね🙆
よっぴー: そうでーす🌸
 
よっぴー: ああ驚いた。死んでるのかと思ったガーン
安心して一生懸命  寝てます。
野良の頃はこんな風に
安心して眠るなんて出来なかったのでしょう。
 

続く・・・

 
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