おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
少し前の話ですが
ある兄弟猫のことを
Storyに遺しておきたいと思います。
2月22日
LINE
清水 :その日引き出した黒猫の兄弟は
生後2~3か月の子でかなり弱っていて
直ぐに病院に運びましたが
「体温が低く心拍数も少ない」と言われました。
食うや食わずの野良の暮らしだったのでしょう。
そのまま病院に預けても
誰にも看取られずに逝くかも知れず
2匹とも猫部屋に連れて帰りました。
あまりにもぐったりした様子なので
誰かにしっかり抱っこされて
幸せな人生を送ってもらいたい
という願いを込めて
「抱っこ」「ピタット}と名前をつけました。
特に抱っこ君は瀕死の状態で
息づかいも細く今にも消えそうでした。
ピタット君もかなり弱っていましたが
こちらは幸いに預かりさんが見つかり
直ぐに受け入れて頂きホッとしました。
でも瀕死の抱っこ君は 移動すら出来ず
そのままシェルターで看護することに。
その日の夜はスタッフさんが帰ってからも
私は残って名前の通りに抱っこしてやり
声をかけたりしていました。
抱っこ君は薄目を開けて
ずっと私を見つめていました。
名前を呼ぶと口を開けて
「にゃー」と声にはならないけれども
必ず返事をしてくれました。
おそらく人間とは初めて交わす
心の交流だったのではないかと思います。
そんなことが夜中の12時頃まで続きました。
私は翌日の用意のために
どうしても家に戻らねばならず
心残りでしたが抱っこ君を置いて
帰らなければなりませんでした。
翌朝一番に駆けつけましたが
抱っこ君は既に旅立っていました。
おそらく前夜私と一緒に過ごした数時間が
人間との最初で最後の交流だったのでしょう。
抱っこ君は
人にほとんど抱っこされることがないまま
短い時間で逝ってしまいました。
ですから兄弟のピタット君には
抱っこ君の分まで幸せになって欲しいです。
抱っこは保健所から引き取った日の翌朝
ひっそりと旅立ちましたが
兄弟のピタットは
一時預かりさんの家で元気に育ち
優しい里親様と出会うことが出来ました。
LINE
O:そういえば、ピタット君は
一時預かりさんの家に見学に来られた
里親希望のご家族の
一人一人の膝の上に順番に
ピタッとくっつくように乗っていました。
その里親様は
他の猫も選択肢にしておられたのですが
多分このことがピタット君本人に
幸運を運んだのではないかと思っています。
皆さんの必死の連携プレーのおかげです。
2月24日
結構慣れてきて
「あのね帳」の宿題に長女が書いた作文です。
わたしはねこをかいました。
いろはくろで、目はきいろです。
なまえは、ヤマトに決めました。
目がくりくりして
家族の一員として楽しく過ごしております。
走り回って遊ぶ所はあばれる君やねー
と家族で話してます。
とても元気です。イケメンです。
私に1番なついているかな?
ピッタト⇒ヤマトは
兄弟と共に保護されたのですね。
抱っこくんがいなくなり
ヤマトくんも寂しいでしょうね。
できれば一緒にいたかったことでしょう。
残念です。
抱っこくんの分までヤマトくんを
私たちが責任を持って大事に
守っていく覚悟ですのでご安心ください。
小さな体で頑張ったので
どうか生まれ変わり
沢山遊ばれますように。
ボロボロで保健所に収容されて
外での暮らしが過酷だったんですね。
御冥福をお祈りします🙏
最後にシリンジでお水を
ゴックンすることができました。
私のみた最後は
また逢おうねと伝えました。
御冥福をお祈りします。🌈🐾💐
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。