おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
《あかるく あいかつ あおい鳥》
昨日のブログで
コロナ禍のさなかにもかかわらず
譲渡数が増えている とお伝えしました。
未曽有の緊急事態で活動が制限され
家で過ごす時間が増えたからでしょうか。
単なるペット(愛玩)として
空いた時間を埋める対象・・・というよりも
もっと切実で根源的な願望
現代社会への渇きのようなものが
心の底にあるような気がします。
コロナ禍のさなかにもかかわらず
譲渡数が増えている とお伝えしました。
未曽有の緊急事態で活動が制限され
家で過ごす時間が増えたからでしょうか。
単なるペット(愛玩)として
空いた時間を埋める対象・・・というよりも
もっと切実で根源的な願望
現代社会への渇きのようなものが
心の底にあるような気がします。
ブログでもそれを訴え続けて来ましたが
コロナ感染の終息に向けて
「もふもふ」「モコモコ」の持っているパワーを
コロナ感染の終息に向けて
「もふもふ」「モコモコ」の持っているパワーを
さらに一歩進めて考えたいと思います。
こんな時の頼もしい相談相手は
ボランティアのランさんです。
たいへんな読書家で
青い鳥文庫として動物愛護関係の本を
既に何冊か紹介して頂きました。
こうして見ると まだ6冊しかなく
昨年の10月で途切れていました。
そこで久しぶりにランさんに尋ねました。
昨年の10月で途切れていました。
そこで久しぶりにランさんに尋ねました。
「コロナショックの中で却って
犬や猫とのふれ合いを求める人が
増えているようなんだけれど
それが何故かを知る本はないかしら」
犬や猫とのふれ合いを求める人が
増えているようなんだけれど
それが何故かを知る本はないかしら」
そうね・・・としばらく考えて
ランさんが取り上げたのは次の1冊でした。
市井の人たちが手紙に綴った
動物との愛の思い出
「アニマル・ヒーリング
動物が病を癒す」
スーザン・マケルロイ
(千葉茂樹=訳 学研1996年)
動物が病を癒す」
スーザン・マケルロイ
(千葉茂樹=訳 学研1996年)
ラン
動物愛護の本というのは
多かれ少なかれどれも何らかの形で
動物がいかに人間に貢献しているかを述べているので
1冊を採り上げるのは難しいわね。
敢えて皆さんにお薦めするならこれかしら。
多かれ少なかれどれも何らかの形で
動物がいかに人間に貢献しているかを述べているので
1冊を採り上げるのは難しいわね。
敢えて皆さんにお薦めするならこれかしら。
題名はオカルトっぽい印象だけど
決してそうではないから安心して。
著者は愛犬の励ましでガンを克服したことから
この本の出版を思い立ちました。
著者は愛犬の励ましでガンを克服したことから
この本の出版を思い立ちました。
私はガン治療という旅を経験しました。治療の方法や過去の記憶を求める過程で、人生における過去と現在、現実と幻想の中で出会った動物たちが、いかに多くの示唆と癒しを与えてくれたかに気づきはじめました。私の人生に接点を持った動物たちこそが、最も力に満ち、永きにわたって導いてくれる師であり、癒し手であったのです。
そして「あなたと動物との関わり」を教えてと
全国に呼びかけたところ
数多くの手記が寄せられ
それをもとに編纂されました。
全国に呼びかけたところ
数多くの手記が寄せられ
それをもとに編纂されました。
今回 コロナショックで
動物に関心が向けられているのは
何万年も前から犬や猫と暮らして来た
人類の知恵というか DNAが
本能的に頼る相手を察知しているから
じゃないかしら?
ともあれこの本は
専門家ではなく一般の市民たちが
動物との思い出を綴ったものを
動物との思い出を綴ったものを
縦糸に繋いで編んだタペストリーのようなものね。
だから新聞の読者投書欄を読むように
だから新聞の読者投書欄を読むように
とっても気軽に読めるはずよ。
「はじめに」で著者はこう書いてるわ。
愛犬の記念すべきいたずら、「特別な」猫と暮らす幸せといった、ペットとのありふれてはいるけれども幸せな時間について書かれた膨大な数の手紙が届きました。(中略)ごくありふれた出来事を綴った何百もの手紙を読むうちに、そうした手紙の行間からも奇跡を読み取れるようになってきました。いまでも愛おしい気持ちとともにしばしば思い起こす七十年も前の愛犬のいたずらや、二十年にもわたって毎夜ひとつの枕を共有する猫、どんなフェンスをもことごとく乗り越えてしまうヤギの思い出は、その人の人生に確かな位置を占めているのです。
文中で紹介される手記は
いずれも庶民が綴ったものだけれど
いずれも庶民が綴ったものだけれど
それぞれの内容には深いものがあって
動物とのさまざまな関わり方に
動物とのさまざまな関わり方に
わたしは感動させられた。
全体は七つの章で構成されています。
第一章 パートナー
第二章 守護天使
第三章 魂の癒し手
第四章 野生の教え
第五章 トーテム、夢、ヴィジョン
第六章 愛と死別
第七章 神話から未来へ
各章毎に寄せられた手記に綴られた
ひとつひとつのエピソードに
「動物ってそうよね」とか
「ああ、そんなこともあるかもね」
と共感を誘われます。
各章を紹介している余裕はないので
第一章「パートナー」のみ触れておきましょう。
第一章「パートナー」のみ触れておきましょう。
●寄り添う魂
動物たちは、その不思議な能力によって私たちの心の厚い殻を打ち砕き、純粋な自我を引き出すのを助けてくれます。動物と一対一でいるときには、愛する人や友人の前でもはずすことのできない仮面や飾り、あるいは敵に対して身につける鎧(ヨロイ)などは一切必要ありません。動物と一緒にいるとき、人は本当の自分でいられるのです。
●最愛のパートナー
●精神世界を映す鏡
●無垢なる愛情
●日々の小さな幸福
●最愛のパートナー
●精神世界を映す鏡
●無垢なる愛情
●日々の小さな幸福
●子どもたちとの交流
絶望の淵に立つ子どもにとっては、ときとしてただ動物がそばにてくれるだけで、安心感と癒しをえられることがあります。おそらく、動物たちは審判を下したりアドヴァイスを与えたりすることなく、ただ耳を傾けてくれて、温かく自分を受け入れ、安らかな愛情を示してくれるからでしょう。
・・・といった具合です。
動物好きなあなたなら小見出しだけでも
大体の内容は想像できるでしょう。
大体の内容は想像できるでしょう。
1~7の全章にわたって
著者のこうしたステキな文章と
数百通の手紙から抽出された
市井の人の心温まる手記
*生きる指針を教えてもらった
*スランプから立ち直れた
*深い悲しみから救われた
*動物の形をした天使だった
etc.が並んでいて
まるで動物風土記を読むようで
わくわくしますよ。
そして訳者は最後にこう述べています。
動物を愛するすべての人に、そして未だ動物の素晴らしさを知らずにいるすべての人に、この本が広く読まれることを願っています。
*~*~*~
ランさんありがとうございました。
外出自粛で家人の世話や
お子さんの世話や家計のことなど
悩みは尽きませんが
数万年に渡って引き継がれて来た
人と動物との絆のDNAが
今また人々の脳に蘇っているのかも
知れませんね。
動物とのつき合いを一層深め
おうちのもふもふモコモコと
あるいはこれから迎え入れる
“動物の形を借りた寄り添う魂”
と思う存分に触れ合って
コロナ禍のもやもやや
悶々(もんもん)欝々(うつうつ)を晴らすのも
良いのではないでしょうか。
*~*~*~*~*~*~*~*~
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