Diary4/22~28 折り紙のユニコーンは要らない

おはようございます

《あかるく あいかつ あおい鳥》

 

前回(5月3日)のDiaryに

コロナ感染と闘う医療従事者への

感謝と応援の動画(23秒)を

YouTubeでアップしたのですが

YouTubeから次のメールが届きました。

 

📧この動画はガイドラインに

違反していると判断し
YouTube から削除しました。

 

えっと驚いて

ガイドラインを調べてみると

危険・不快・暴力的・脅迫・性的 etc.

いわゆる公序良俗に反する

事項が列記されており

何も思い当たる事がありません。

そこでメールを読み進めると

次の一文がありました。

 

📧新型コロナウイルス感染症に関連する
世界規模の医療危機を受け、
通常の審査プロセスに乱れが出ております。

ユーチューブでは、弊社の従業員と

そのコミュニティーへの影響を踏まえ、

現在従業員による審査の数を減らし、

システムによる自動審査を増加させています。

この影響で、一部コンテンツが

誤って削除される可能性があります。

 

「システムによる自動審査」?

きっとAIで審査しているのでしょう。

毎日膨大な映像が登録されるのですから

コンピュータに任せなければ

処理しきれないでしょうが

「医療従事者への感謝と応援」が

不適当と審査されるなんて・・・!

 

今更ながらですが

高度情報社会の陰の部分を

見せられたようで

“怖いな”と思います。

コンピュータに裁判をゆだねる時が

いつかやって来るのでしょうか?

 

前回削除された動画は

シェルターで撮ったものですが

今回は猫部屋篇をアップします。

また削除されるのかな?

 

世界は情報化が進み

映画「ブレードランナー」のような

SFの世界が現実となっています。

映画の設定は21世紀初頭ですから

まさしく今。

遺伝子工学で創り出された

人造人間レプリカントに感情が芽生え

人間社会に紛れ込んで反抗するようになります。

それを見つけ出す捜査官(ブレードランナー)と

レプリカントとの対決場面が

印象に残る名作でした。

 

現実の動物は貴重で高価となり
電気犬や電気猫に
代わっている社会。

その中でロサンゼルス市警の刑事が

折り紙でつくるユニコーンが

人間社会の未来を象徴していました。

 

映画は1982年に制作されましたが

未来都市のビルの壁面には

ニッポンのコマーシャルが

写し出されていました。

今になって思うと それは

平然と犬猫の殺処分を繰り返す
日本を暗示しているようでした。

 

話が飛躍してしまいましたが

どんなに科学が進んでも

技術で生きものを造ってはいけない。

ましてや地球の環境を破壊したり

むやみに生物を殺してはいけない。

 

既に子猫子犬の誕生ラッシュが始まり

保健所に収容されて来ますが

毎年春と秋に繰り返す生命のサイクルから

人間は何も学ぼうとせず

減少傾向にあるとはいえ

相変わらず殺処分を繰り返しています。

 

ビッグデータを分析し将来を予測し

家電や車や機械にAIを搭載し

スマホの位置データから

都市の密集度を測ることが出来る

高度なIT技術を持っているのに

不幸な犬猫の誕生を抑えることもせず

紙で動物を折るだけなのでしょうか?

 

折り紙のユニコーンなんて要らない。

血の通ったもふもふの命が欲しい。

 

((*同じ主旨で あいかつイソップ第五話

電気犬は何の夢を見るのか?」’19/4/6

を書きました。よろしければお読み下さい))

 

新型コロナウイルスの出現を契機に

私たちは

経済と情報に振り回される社会構造を見直し

生きものとの関係や共生と

真摯に向き合うべきではないでしょうか。

イギリスの詩人T・Sエリオットは

こう警告しています。

 

われわれが知識の中に失った知恵は

どこにいったのか?

情報の中に失った知識は

どこにいったのか?

 

 

●4月22日(水)

 

2か月ほどのメス犬を一時預かりに出しました。(エル)

 

●4月23日(木)

 

保健所から3週間ほどの子犬6匹を引き取りました。

 

●4月24日(金)

 

2か月のオス犬をトライアルに出しました。(コロン)

2か月のオス犬をトライアルに出しました。(とらすけ)

 

●4月25日(土)

 

ブログで第1回パラコル譲渡会を行ないました。

 

一時預かりに行っていた8か月のメス犬が

預かり先に正式に譲渡されました。(クリス)

 

●4月26日(日)

 

1歳ほどのオス猫2匹をトライアルに出しました。

(うっちー サイダー)

3歳のメス猫をトライアルに出しました。(オリーブ)

 

●4月28日(火)

 

5歳ほどのメス猫をトライアルに出しました。

(先住猫と相性が悪く戻りました。またお家を探そうね)

2か月のオス犬をトライアルに出しました。(マロン)

 

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