おはようございます

《いっしょに　生きよう　あおい鳥》

 

体が小さい猫の場合はまだしも

老いて病気を抱えた犬の世話は

手間がかかることもあります。

保健所に老犬が収容されることが多いのも

そうした理由があるのでしょうね。

 

でも動物愛護法では

「終生飼養」をしっかり義務付けており

どんな理由でも遺棄するのは犯罪です。

また生活を共にして来た犬を

老いたからと言って遺棄する人の気持ちは

理解も容認もできません。

 

にもかかわらず レモンのように

毎年何匹か老犬が保健所に収容され

青い鳥に引き取られて来ます。

老犬老猫に里親が現われるのはまれで

ほとんどは青い鳥で最期を看取っています。

出来ることなら温かい家庭で

老後を過ごさせてやりたいのですが・・・。

 

レモンは一時預かりとはいえ

家庭で過ごせるので幸せです。

預かりさんは

青い鳥のボランティアさんのお母さんで

一人暮らしですが

ボランティアの娘さんがフォローする

という形で預かって頂いています。

お母さんもレモンも共に幸せな関係です。

実はこうした老犬老猫と高齢者の組み合わせは

「シニア for シニア」といって

高齢化が進む日本でも注目されています。

ほとんどの動物愛護団体では

基本的に６０歳以上の方には

犬猫を譲渡しないことになっています。

もし入院や亡くなられた時に

ペットが１匹で残されてしまうからです。

(６０歳以下の後見者がいる場合はOK）

 

飼いたいけれど飼えない高齢者と

人に甘えたいのに里親がいない老犬猫

青い鳥に来る老犬猫のほとんどは

人と暮らして来た子で慣れているので

お年寄りにも世話をしやすい。

 

この両方をマッチングするのが

シニア for シニアの考え方で

今後 日本の大きな柱になるはずです。

しかしシニア for シニアを実施するには

施設や人員をととのえる必要があり

青い鳥もまだ取り組めずにいますが

レモンの一時預かりは

その好例として見守っています。

 

報告は娘さんから寄せれれるので

レモンと一緒に暮らしている

お母さんご自身の感想ではないのですが

シニア for シニアの良さを伝えてくれています。

 

８月１０日

 

母が通常の午前中の仕事に加え

お盆のアルバイトをしているので

１５日まで昼間～夕方の

レモンの世話を任されています。

レモンと2人きりだとたくさん話が出来て

（こちらが一方的に話してるだけ）満足です🥰

レモンは迷惑そうに深いため息をついています😆

 

８月３０日
レモン、具合が悪いので

今から病院連れて行ってきます❗

 

９月９日 
レモン、食欲出てきました。
歩けなかったのが
歩いて近場を散歩するようになりました。
うんちも柔らかめだけど形あるものをしました😭
腎臓の数値が少しでも改善している事を願っています🙏

血液検査はまだです。
もう少し涼しくなったら車に乗って
色んな所に連れて行きたいという夢があるので
元気になってほしいです⭐

 

９月２７日
レモンちゃん、病院です。

点滴、注射、血液検査
腎臓の数値がかなり改善している。
ある程度体重が元に戻るまで1週間に1度程度受診。

腎臓の数値がかなり良くなってました😭
どうかな～、と思っていたので

数値が改善されていてルンルン気分です🎶
体重も増えつつあります。
点滴と注射のおかげです😭
帰りに宝くじを買いました。

ジャンボは当たる気がしないのでナンバーズを買いました🎫
レモン当ててくれ～🙏
相手にする気のないレモン😑

 

１０月５日
今日は点滴注射で車で

ソワソワヒーヒー言って帰って

おやつにおどらされるレモン🍋です。

 

１０月１４日
レモンはついに母と同室で寝るようになりました。
寝顔がたまらなく可愛いみたいです💕

 

10月31日

今日は、母がみかん狩りに行っているので

レモンのお昼のおしっこ当番を任されています。
ぐっすり昼寝中のレモンです。

レモン起きたよ～！
1「なんだ、母さんじゃないのか、お前かよ…」

みたいな顔しています😅
デート（散歩）してきます～
 

レモンをブログで紹介しますと言うと
娘さんからコメントが届きました。

📧
今年の２月１０日に実家に来ましたので

９ヶ月になります。
最近は少しわがままになり

吠えてご飯の催促や家に入れてくれ

と催促するようになりました😅
常に母を目で追っています。

何の変哲もない雑種犬が

こんなにも可愛くて愛しいのか

ずっとうちに居てほしいですが

母に何かあればと考えると

里親になるのは躊躇しています🙇‍♀️

私が散歩に連れて行くと

私の知らない方によく

「レモンちゃん、元気になって良かったね～」

と声をかけられます。
母が散歩中話をしている方達だと思います。
青い鳥に来るまで

どんな犬生だったかわかりませんが

今は幸せなんじゃないかな～

と思っています。