おはようございます
もの言わぬ犬猫に代わって
かれらのStoryを綴っている内に
いつの間にか396回目になりました。
どれも思い入れの深い話ですが
かれらの近況を伝えるお便りが届いて
幸せな姿を見ると胸を衝かれ
Storyを読み返しては祝福しています。
そんな嬉しい年賀の便りを紹介する前に
その子がたどって来た苦難の道を
どうかお読みになって頂きたいと存じます。
コロナ禍で苦しんでいる私たちに
きっと元気を与えてくれると思います。
‘18年10月のブログを再掲載します。
(長いので数回に分けてお読み下さい)
1.見送りは涙とともに
’18年9月26日 6:30AM
山口県宇部空港
朝夕はめっきり涼しくなった。
北向きの風がやや強まって来たが
7:45羽田行きのフライトは予定通り。
3・5歳のメス犬
黒いロン毛の「ゆり」を
送り出す準備に追われていた。
シェルターから1時間ほど車に揺られ
空港で計量と手続きをする間
不安で排尿・脱糞をする犬が多い。
そのため前夜の食事は抜きにする。
でも「ゆり」は落ち着いていた。
これまでに辿って来た変転に較べれば
「何のことがあろう」といった顔つきで・・・。
でもその後のお風呂はキライです。
川が大好きなので、これからも遊び疲れて眠ってほしいです。
夜さみしいって鳴いてるから。
宇部空港から旅立ったゆりは
羽田空港で待ち受ける里親様に届き
元気に羽田に着きました。
ゆりちゃんこれからお風呂に入ります。
猫ちゃんとも仲良くなれそうです😊
帰りたそうにお外を眺めていますよ😭
先住犬があまり気にしていないので
すぐお家(青い鳥さん)に帰してもらえると思ってたのに
飼い主に飼育放棄され
1年3か月のあいだシェルターで暮らした「ゆり」は
新しい里親様と巡り合い
新しい名前をもらいました。
「ゆりあ」ちゃん。
以前の名前と違って戸惑わせないように
という優しい心遣いのネーミングです。
そしてトライアルに出してから1週間。
ゆりあちゃんの生き生きとした動画が
送られて来ました。
10月3日
先住の2匹と一緒にお食事。
黒犬が3匹揃うと壮観ですね!
そしてお遊びタイム。
きっと前の飼い主に可愛がられていた
頃を思い出したんでしょう。
60匹ほどの成犬がいるシェルターでは
人手が足りず こんなふうには遊んでもらえません。
良かったねゆりあちゃん。
動物をとても可愛がるご家庭です。
猫も犬も楽しそう。そして人間も!
動物と暮らすと笑いが絶えませんね。
10月4日
📧
「トライアル成功」でお願いします👌
帰りも率先して車に乗り
はりきってお家に帰る様子をみたら
もう大丈夫かなって思いました。
これからもよろしくお願いします❣
そして今年届いたお便りです。
📧
明けましておめでとうございます❗️
今年も青い鳥さんの活動を応援しています❗️
最期までお読み頂きありがとうございました。
ゆりあちゃんもまた
コロナ禍を耐え忍んでいる私たちに
エールを送ってくれたのだと思います。
「きっと笑える」
そうですよね。
皆さんがんばりましょう!