2265 Mornings
この原稿を書くために
過去のStoryを検索していたら
何と497件もありました。
うかつな私のことですから
項目を間違えてアップすることも度々。
多分500件は越えているでしょう。
この6年と2か月半
毎日記事をアップするのは大変でしたが
気が張っていたせいか
軽い風邪と4日間の入院だけで済み
何とか無休連載を続けて来れました。
きっと犬たち猫たちが
守ってくれたのだと思います。
そんなことをあれこれ夢想しながら
リストに並んだ犬猫の名前を見ていると
ひとつひとつの顔が浮かんできます。
卒業アルバムをめくる教師のように・・・。
きっと現場で世話をしたスタッフや
ボランティアさん達も
私以上に感慨が深いでしょう。
例によって前置きが長くなりましたが
これから辿るのはメス犬「もみじ」。
4月11日のブログで
正式譲渡をお伝えしました。
実はトライアルに行ったのは3月9日。
成犬を迎え入れて下さるのは
犬を飼った経験のある方が多いのですが
じっくりと相性を見て頂くために
通常1週間ほどのトライアル期間を
長くとっており 紹介を控えています。
ですから
正式譲渡の報せを待つまでは
胸のどこかに気がかりとなっています。
子の受験で合格発表を待つ親の心境
・・・とでも言ったらよいでしょうか。
さて晴れて正式譲渡となり
家族に迎え入れられたもみじの
歩んできた道をふり返ってみます。
Story氷を解かすシリーズに何度か
登場したのでご記憶されている
もみじは’20/10/6に
保健所から引き取った1~2歳の
女の子でした。
人間が怖いのか
隅でじっと固まっていました。
その頃同じ部屋にいたのが
小麦♀(左)と ビート♂(右)
3匹ともドッグランで遊ばず
フェンス際の裏道にじっとしていたので
「裏道トリオ」と呼ばれていました。
その後 小麦は譲渡され
ビート(⇒優人)も譲渡されて行きました。
残ったもみじにも
幸せになって欲しいと願い
スタッフがお散歩の猛特訓!
その様子をブログで紹介しました。
人間に心を開かない保護犬に
散歩を教えることが
どれほど根気のいる仕事か
このシリーズをお読み頂くと
ご理解いただけると思います。
その甲斐あってもみじも
お散歩が出来るようになり
今年3月9日トライアルに
送り出すことが出来ました。
続く・・・
防府市H様/宇部市K様/保護主様/保護主様より
青い鳥の活動は
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。