2416 Mornings   

 

都会の方からよく

「野良犬がまだいるんですか？」

と驚いたように聞かれますが

自然が豊かな地方都市には

隠れ棲む場所も多く繁殖して増えたり

またこころ無い飼い主が

都会から山に棄てに来たりして

なかなか減る様子が見られません。

 

捕まれば殆どが殺処分される運命ですが

各地の動物愛護団体が引き取り

里親を見つける努力を続けています。

国のデータでは年々殺処分数が減っている

と誇らしげに発表していますが

その裏側で動物愛護団体の負担が

増していることをどうかご理解ください。

 

また私たちが引き取る犬猫も

中には体が衰弱している子もいて

医療費は全て私たちの負担になります。

そんな１例として

ある成犬の様子を紹介します。

 

７月末に１匹の成犬を引き取りました。

６歳くらいのオスで名前はレオ。

青い鳥に来て環境が変わったせいか

餌を食べない日が続きました。
とても痩せているので

病院で診察してもらいました。

 

８月２２日

清水：レオ君の受診結果です。
血液検査では肝臓の値が悪く

炎症反応があるとの事でした
熱も41度と高めでした。
肌があちこちハゲているので

それも検査してもらうと
真菌等の皮膚病は無いとのこと。
もしかしたら肝臓病などの持病があり
環境が変ったストレスで持病が悪化し
ご飯を食べないこともプラスして

衰弱しているのかもしれない とのことです。

少しでもおいしいものを食べさせ

水を飲ませるようにして下さい。
それでも無理なら

もう一度点滴に連れて来るしか

今は方法がない とのことです。
 

８月30日
清水：成犬レオ、再度受診しました。

エコー検査の結果肝炎の疑いがあるので
ステロイド治療を始めたいとのこと。

他にもいろんな病気の可能性もあるので
なるべく連れて来るようにと言われました。

抗生剤とステロイド注射。点滴。
 

9月6日
清水：レオ、相変わらず食欲が全くなく

衰弱しているため三度目の受診。

前回受診した時から後も

ほとんどご飯が食べれずにいます。
噛む恐れがあるので

強制給餌も投薬もできません。
病院でステロイドと肝臓の薬と

抗生剤を入れて点滴をしてもらいました。

 

よしみ：病院から帰って来ても

レオ君 食欲が全くありません。
いろいろ工夫をしてあげていますが

ダメです😭
痩せて、元気がない様子を見ると

本当に辛いです😭

 

レオが食欲を取り戻してくれることを

今はただ祈るばかりです。

現在、犬シェルターには１００匹

猫シェルターには２００匹ほどいて

限られたスタッフで世話をしているので

１匹に多くの時間をかける余裕がありません。

また毎月の医療費がかさみ

資金不足で運営を圧迫しています。

 

こうした現状を調べもせずに

青い鳥を｢金儲け団体｣と

誹謗中傷するSNSもあります。

しかし理事は全員無報酬

またスタッフも最低賃金で

時間をオーバーしても

犬猫の命を守るため必死に働き

皆で懸命に頑張って

殺処分ゼロを維持し続けています。

 

末尾にご支援の方法をいくつか

掲示させて頂いていますが

６年７か月に渡り灯し続けてきた

殺処分ゼロの火が消えませんように･･･

どうか皆様のご支援を賜りますよう

お願い申し上げます。

 

毎月ひと口１０００円・１日３３円で

犬猫を救い殺処分ゼロを維持する

青い鳥サポーター

の輪に加わりませんか！

現在4５人です。

https：//readyfor. jp/projects/aoitori-aigo-monthly

 ポイントが付くご寄付 

保護主様/ボランティアM様/

大阪府匿名様/譲渡会場/匿名様より