レオが私たちに遺していったこと

犬  2430 Mornings   三毛猫

 

2週間前にブログで紹介した

「食欲を失くしてしまった犬レオ」。

 

可愛がっていた飼い主が亡くなり

7月31日にご家族が

青い鳥に連れて来られました。

6歳のオスです。

青い鳥に来てからも食欲がなく

何も食べないので

何度か病院に連れて行き点滴しましたが

どんどん痩せ弱って行くばかり。

噛む恐れがあるので強制給餌も出来ず

病院通いが続いていました。

その後をお伝えします。

 

9月12日
清水:成犬レオ、このままでは危ないので

入院しました。

そしてスタッフの時間がある限り

面会に訪れたり

電話で様子を尋ねたりしていました。

 

9月16日

さやか:病院でレオ君の

強制給餌の仕方を教わりました。

今は元気がないので抵抗しませんが

元気だと噛み付いて難しいかも・・・

と言われました。

一段と痩せています。

 

9月20日
よしみ:レオ君に面会に行ってきました。
今日は、顔をあげてくれました。

昨日は、サラサラのご飯

今日は少しドロドロのご飯を

食べてくれたとのことです。
痩せてます😭😭

9月21日

16:23 清水:いま病院から電話がありました。

入院中の黒の成犬レオくん
とても悲しいことですが
虹の橋を渡ったとのことです。

 

家族が迎えに来るのを待っていたのか

それとも

亡くなったお父さんのところに

行きたかったのか・・・
どうしても食事を取ろうとしませんでした。
 

9月22日

よしみ:本日、スタッフ3人で

レオ君の見送りをしてきました。
お骨は、元飼い主さんのお家に

戻してあげようと思います。

 

青い鳥に来てから52日間

ほとんど食餌をとらず

レオは何を思っていたのでしょう。

 

「動物には心がない」・・・などと

平気で言う人がいますが

可愛がっていた人が突然いなくなり

知らない場所に連れて来られて

ひとりポツンと取り残され・・・

食欲を失くしたレオの

心の内を思うと哀れでなりません。

 

スタッフのよしみさんが呟いた言葉。

「やっと、帰れるね。

ゆっくり休んでね🙏」

 

これより他に弔辞を思いつきません。

そしてこの目が人の世の無情を

訴えているようで忘れられません。

どんな事情があろうとも

動物を悲しませるようなことは

してはいけない・・・

と新たに胸に刻んでいます。

 

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