Storyロッキー1.肛門ボロボロの悲惨な状況で

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昨年12月のブログ
野良犬の哀れ:群れと厳しい序列の社会
(12/14)で紹介したロッキーが

集団リンチで受けた重傷で

苦しんでいます。


ロッキーは12月7日に

保健所から引き取りましたが
首輪を着けているので逃げ出したか

飼い主に捨てられたと思われます。

年齢は不詳ですが老齢かもしれません。

町をさ迷っているうちに

野犬から攻撃され
集団リンチを受けたらしく
肛門付近に何か所も噛み傷がありました。

直ぐに病院に運んで診てもらうと
下腹部に穴が数か所開いて腸まで達し

大便が漏れる重症でした。

集団リンチを受けたせいで

他の犬や人間を異常に恐れていました。

 

その後も

病院で何度か診てもらいましたが

*大腸が機能しているか否か不明
👇黒い空洞部分は大腸が無く

肉がむき出しになっている

ここに常に大便が溜まっていて

8~10㎝の奥行がある
どの穴が本物の肛門か不明なほど

肛門部分がボロボロになっていて

手の施しようがない

その他にも

*肺や肝臓に腫瘍らしい影がある


*膀胱の中に結石がある
*脊髄が損傷している


・・・というひどい状態で

無抵抗のまま多数の犬に噛まれ

あちこちに牙が刺さったからだろう

と言われました。

 

そして処置については

肛門は毎日使う場所なので

縫っても傷がつきにくい。

肛門以外に臀部の途中に穴を開け

そこから大便を出す手術があるが

今はそれもできないし
人工肛門もつけられない。

できることといえば
肛門を洗浄して清潔を保ち
大便が出なければ、肛門に手を入れて

便を掻き出すしかない・・・と。
 

12月 病院から退院した時の

ロッキーの様子です。

食欲はあり食いしん坊です。

放浪時に食べていなかったせいでしょうか。

いっぱい食べて元気になって欲しいです。

清水 ロッキーは常にお尻が痛いので

人が近づくとお尻を

触られるのではないかと警戒して

すぐに噛もうとします。

 

1月11日
 

清水 ロッキー再受診。
体重も増え傷も良くなってきているが

うんちが常に出ているので治りにくい。
こびりついたウンチをカットしてもらう。
シェルターに戻りシャンプーをする。
今後はなるべく頻繁にお尻だけでも

シャンプーすると良いとの事でした。

 

後日ブログでも紹介しますが

ロッキーをセカンドオピニオンで

下関の病院で診てもらったところ

手術で改善する可能性があることが分かり

7日に手術しました。

その費用が15万円かかるので

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