2808 Mornings
私が新聞を読もうとしてテーブルに広げると
どこで寝ていても愛猫がすっ飛んで来て
新聞の上にドサッと寝転がり
マッサージしてくれとせがみます。
仕方がないので片手でお腹や首を撫で
もう一方の手で猫の体を動かしながら
記事を拾い読みします。
先日もそうして猫の体を持ち上げつつ
タイトルを拾い読みしていたら
驚くべき記事が目に飛び込んで来ました。
文部科学省の平成4年度の調査データです。
小中高のいじめが前年度より1割も増え
過去最高になったというのです。
しかも生命や心身に関わる重大事態も最多になり
小中の不登校児も最多の29万人になったと。
関連記事が載っていたので
寝そべる猫の体と格闘しながら
ページをめくって読んで見ると
これまた驚きの実態が。
暴力行為も増えているというのです。
記事を読み終え暗い気分になりつつ
改めてネットで文科化省のデータを確認しました。
いじめの件数は令和2年(学級閉鎖した年)
を除き増え続けています。
不登校児も学級閉鎖を契機にグンと増えました。
暴力行為も学級閉鎖終了後に増え
特に小中校の増加が目立っています。
コロナが落ち着いて来たと大人が安堵する裏で
子ども社会に深刻な陰を落としていたのですね。
いじめの背景には様々な要因がありますが
動物の「殺処分」も影響していると考え
5年前のブログでも書いたことを思い出しました。
以下に再掲載します。
👇
いじめ社会の根底に「殺処分」が
’18/10/28
「いじめの件数が過去最多の41万件を超えた」
5年前に「いじめ防止対策推進法」が制定されてからも
いじめは一向に減る気配がありません。
かかってくる電話で一番多かったのは
中には睡眠薬を飲んで朦朧とした意識状態で
「死にたくないよ」と訴えて来る子もいました。
いじめの辛さから逃れるために
と泣きながら電話をかけて来る子もいました。
でもそれは傷ついた心には届きません。
ひたすらに聴くことの難しさを痛感する日々でしたが
「聞いてもらってスッキリしました」
「聞いてくれてありがとう」と言われた時の
自分にこう言い聞かせました。
「人間の子はご飯を食べさせて貰える。
生きようと思えば生きて行ける。
でも犬猫は・・・」
私自身も悩みましたが、やがて
この2つは同じ道であることに気がつきました。
弱者や命を軽視する風潮――
子どもたちの心に影を落としていることは
単にセンチメンタルな動物好きの集団ではなく
いじめや暴力やハラスメント等
社会問題の解決に向けても
あれから5年経った今
いじめの認知件数は27万件も増え
不登校も15万件増え
暴力行為が増加している・・・!
「いじめ防止対策推進法」とは
一体何だったのでしょうか?
場当たり的な小手先の対策ではなく
もっと世の中の根本を見据え
「命を大切にし慈しむ」ことを
言葉だけでなく実地に教えることが
大切ではないでしょうか。
動物と同じように子どもが大好きな私は
「動物愛護」を通して
Humane(思いやり)を育む方法を
もう一度見直し推進して頂きたいと思います。
この国を背負う子ども達を守るために。
現在成犬ムサシが口内炎で苦しんでおり
その手術費用を捻出するために
従来のゆうちょ口座を「治療費基金」として
皆様にご支援をお願いしています。
どうかムサシの苦しみを救うために
ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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