おはようございます。
《あかるく、あいかつ、あおい鳥》
「犬は人間の最良の友」と言われます。
1~2万年も前からオオカミを飼い慣らし
共に助け合いながら狩りをしたり
人間の知能と犬の感覚
お互いの優れた能力で助け合いながら
大切なパートナーとして過ごして来ました。
(猫も同じことです)
つまり歴史的な時間をかけて
人間と一緒の暮らしに慣れさせ
人間がいなければ生きられない種に
変えて来たのです。
そして現代社会は、殊に日本では
犬猫が増え過ぎたといって
(増やしたのは人間自身なのに)
「餌をやるな」「殺処分しろ」と
ヒステリックに叫ぶ人たちがいます。
また、野良を「野生」といって
人間が手を貸すことに批判的な人もいます。
野良犬・猫が
「野生」で生きられるはずもないのに。
人間のそばでしか暮らせない種に
作り変えてしまった責任は
問われないのでしょうか。
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こんなことを言いだしたのは
1匹の犬の死が心に残っているからです。
4月26日
オスの成犬リツが突然亡くなりました。
朝 犬舎を見て回ると血を吐いて倒れ
既に息をしていませんでした。
昨年2月に保健所から引き取った際に
検査でフィラリア陽性と診断され
気をつけて見てはいたのですが
突然の死に驚きました。
年齢は5~6歳だったと思われます。
なかなか人に慣れませんでしたが
おやつを持って行くといつも1番に駆けつけ
前脚を麦踏みするように交互に上げ下げして
喜びを表現するかわいい子でした。
面倒見の良い性格だったので
上の写真のように
ドッグランで仲間たちと遊んでいましたし
他の犬たちもリツの部屋に入り込んで
仲良く寝たりしていました。
里親希望の話もあったのですが
リードを着けられるのが嫌いで
「一緒に散歩できる様になったら引き取る」
という要望を果たせないまま
ひっそりと逝ってしまいました。
リツは幸せだったのだろうか?
シェルターで仲間たちと楽しく暮らしていたことは
胸のつかえを幾分か消してくれますが
それでもやっぱり
「人間の最良の友」としての幸せな境遇を
与えてやれなかったことに悔いが残ります。
リツと同じ頃(’17年2月)に
保健所から引き取った成犬は9匹います。
このうち里親様に引き取られたのは
サチ♀ と ひー♀ の2匹だけです。
さくら・ゴロウ・カルマ・ミロク・キチ・港は
今もシェルターで暮らしています。
この子たちに人間のパートナーを見つけて上げたいと思うのは叶わぬ夢なのでしょうか?
犬が人間の最良の友であるのと同じように
犬にとっても
人間は最良の友であるはずなのですから。
●4月25日(水)
保健所から飼い主持ち込みの成犬2匹を引き取りました。
元は猟犬だったそうで とても懐いています。
はる♀(白) まる♂(白茶)の名前がついていました。
●4月26日(木)
オスの成犬りつがフィラリアで亡くなりました。
●4月27日(金)
山口ゆめ花博に 県民活動として
青い鳥の写真を掲載して頂けることになりました。
●4月28日(土)
青い鳥のロゴ入りのTシャツが出来ました。
●4月29日(日)
4・5か月のメス犬をトライアルに出しました。(アイス)
昨年12月11日に周南市の保健所から引き出した
オスの成犬「日向」をトライアルに出しました。
生きるちゃんの里親様が訪問してくれました。
市の商工会から頼まれて
清水代表が「女神輿おんなみこし」に参加しました。
青い鳥動物愛護会もようやく市民活動団体として認められた・・・と思うと感慨深いです。
(写真は昨年のものです)
●4月30日(月)
クララ保育園の先生と卒園生セロちゃんが
青い鳥のドッグランで再会しました。
●5月1日(火)
保健所からメスの成犬を引き出しオセロと名づけました。
3月末に保健所から引き取った
ポピーちゃんの母親と思われます。
いつかブログで親子対面の様子を
お伝えしたいと思っています。
クララ、メイ、ラブちゃんが揃って
ドッグランに遊びに来ました。
連休を利用してボランティアさんが
遠方から何人も来て下さり
犬の散歩やシェルターの掃除をして下さいました。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。