おはようございます
《あかるく あいかつ あおい鳥》
糸井重里さんの言葉を考え続けています。
そして鮮やかに思い出したことがあります。
東京に住んでいた子どもの頃
埼玉県の伯父が
犬道楽にはまって秋田犬を飼い
それまで飼っていたチビという名の雑種犬を
わが家で引き取ることになりました。
埼玉県から東京まで
車で小1時間ほどの距離を運んだのですが
あいだに荒川という一級河川があって
車の行き交う大橋を越えて移動しました。
もちろんチビにとっては初めての道です。
当時は犬は屋外で飼うものだったので
玄関先の犬小屋に繋ぎました。
わが家は動物好きの家族でしたから
みんなでチビを歓迎し可愛がりました。
そうして2~3日経った朝 チビが消え
小屋には外れた鎖だけが残っていました。
大あわてで探し回りましたが
行方が分からずしょんぼりしているところに
伯父から「チビが戻って来た」と電話がありました。
びっくりしました。
子どもの私でもわからない道を
あんなに遠くまで
どうやってたどって行ったのだろうと。
きっと私たちが寝込んでから
鎖を外して夜の町にさ迷い出て
ひと晩中 何時間もかけて道をたどり
(家が建て込んだ迷路のような道筋です)
車の行き交う荒川大橋を渡り
朝方に埼玉の住み慣れた家に
たどりついたのでしょう。
この時の体験がわたしに
「動物ってスゴイ」と思わせ
動物好きの血が脈を打ち始めました。
さて糸井さんが言う
「100%自分の味方」
「100%自分の友達」とは・・・
犬や猫と暮らしたことのある人には
ピーンと感じる言葉ですよね。
人間はしょっちゅう裏切るけれど
犬や猫は決して裏切らない。
どんな時でも最後まで
自分の味方になってくれる。
飼い主への信頼。愛情。友情。
だからこそチビは
初めての60キロもの道のりを
ひと晩かけてたどり続けた。
愛する飼い主のもとに帰るために。
その後
あれこれ動物の本を読むうちに
犬や猫たちは
何百キロも離れた道をたどったり
なかには外国航路の船に乗って
飼い主のもとに帰った子もいることを知りました。
それを「帰巣本能」と言ってしまえば
それだけのことですが
もっと根底に飼い主への「愛」がある
と思うのはわたしの感傷でしょうか・・・。
それを糸井さんは
100%と表現したのでしょう。
チビは再びわが家に返され
死ぬまでわが家の一員として可愛がられ
もう二度と脱走することはありませんでした。
私たちを家族と認め100%の愛を
感じてくれたからに違いありません。
そんなかけがえのない仲間たちを
殺処分している日本人に
かれらは100%の愛で
応えてくれるのです。
何とかしなければいけませんよね。
●2月20日(水)
病院関係向けの新聞「雄飛」が
青い鳥の活動を紹介してくれました。
●2月21日(木)
「ゆめのみち保護犬ネットショップ」様から
売上利益を寄付して頂きました。
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こんにちは☆彡
売上と送金のご報告をさせていただきます。
先月1月の応援団体さんは
山口県で頑張る
青い鳥動物愛護会 さんでした☆彡
●2月22日(金)
1・5か月のメス犬をトライアルに出しました。(セレナ)
保健所から子犬4匹(全てメス)を引き取りました。
いつも思うのですが
何故こんなに可愛い子たちを
殺さなければならないのでしょうか。
保健所から成猫3匹を引き取りました。
●2月24日(日)
スマイルほうふで譲渡会を開き
おおぜいの方がお越しくださいました。
予 告
来週の日曜17日は
「国衙史跡公園」の一画で
譲渡会を開くことが決まりました。
殺処分ゼロで頑張っている青い鳥を
市民の皆さんが応援して下さるお蔭です。
ありがとうございます。
私たちが「あいかつ」を続けて行けますように
どうかご支援をお願い致します。